トップ > ビジネスと経済 > 企業動向 >携帯料金が下がってからが怖い?「NTT・ドコモ一体化」の未来

携帯料金が下がってからが怖い?「NTT・ドコモ一体化」の未来

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
携帯通信料金の値下げは菅政権の経済政策の目玉だ。

NTTとドコモの一体化で料金は下がるのか?

だが、NTTとドコモが一体化したとして、菅首相の思惑通り健全な競争による料金値下げが実現できるかどうかは疑問だ。元々は一体だったNTTとドコモが分割されたのは、当時の政府が携帯電話を普及させるための料金値下げを促す競争促進策の一環だった。

競争原理の導入は料金値下げの「王道」であり、菅首相自身も「携帯電話の大手3社が9割の寡占状態を長年にわたり維持し、世界でも高い料金で20%の営業利益を上げ続けている」と指摘している...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY