2年後に復活を期す「吉野家」そのシナリオとは
2021年2月期に2年ぶりに最終赤字に転落する見込みの吉野家ホールディングスが、2年後の2023年2月期に復活の見通しを掲げている。 強気見通しの裏付けとなっている戦略はどのようなものなのか。
M&A Online
| 2020/7/30
2020.07.30
日産自動車が20年前の悪夢再来の危機にある。2021年3月期の最終損益が6700億円の赤字となる見通しを発表した。前期もほぼ同額の巨額最終赤字(6712億円)を計上したが、21年3月期は新型コロナウイルス感染の影響が重なり、赤字幅がさらに拡大するおそれがある。最終赤字が2年連続となるのは「日産危機」の真っ只中だった1998年3月期から2020年3月期まで3年にわたって以来で、問題は深刻だ...
2021年2月期に2年ぶりに最終赤字に転落する見込みの吉野家ホールディングスが、2年後の2023年2月期に復活の見通しを掲げている。 強気見通しの裏付けとなっている戦略はどのようなものなのか。
新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、日本企業の海外子会社が経営破綻するケースや、海外子会社や事業の売却を余儀なくされるケースなどが次第に目立ち始めてきた。