ダイセル<4202>が、営業利益の5倍を超える1685億円を投じてエンジニアリングプラスチックメーカーのポリプラスチックス(東京都港区)の完全子会社化に乗り出した。
ポリプラスチックスは1964年にダイセルと、米国の化学品メーカー・セラニーズが合弁で設立した企業で、現在ダイセルが55%、セラニーズが45%の株式を保有する。
両社間には知的財産を巡る係争や、成長戦略に対する考え方の相違などがあったことから、ダイセルが完全子会社化することで合意(株式取得日は未定)した...
米国流スーツスタイルの象徴的存在だったブルックスブラザーズが2020年7月8日、日本の民事再生法に当たる米連邦破産法第11条適用をデラウェア州の破産裁判所に申請し、事実上倒産した。ここで気になるのはブルックスブラザーズの日本での営業だ。
ブルックスブラザーズジャパンは、国内の一部店舗を8月30日までに閉店する。一方、9月4日に新店舗「ブルックスブラザーズ 表参道」をオープンする。「(米本社の)直接的な影響を受けることはない」とコメントしている
介護最大手、ニチイ学館が打ち出したMBO(経営陣による買収)による非公開化の行方が混とんとしている。足元では7月9日に迫った買付期間の再延長が避けられないが、局面転回に向けては買付価格の引き上げを視野に入れざるをない情勢だ。
航空券予約サイト「エアトリ」を運営するエアトリは、コールセンター事業を展開するアップセルテクノロジィーズ((東京都豊島区)に、エアトリ旅行事業でのコールセンターなどのオペレーション業務事業を約3億5000万円で譲渡する。