aiwell(東京都千代田区)は東京工業大学発の生体検査技術ベンチャー。米金融会社や独マーケティング・リサーチ会社で家電や自動車など国内外の製造業向けマーケティング、リサーチ業務に当たっていた馬渕浩幸社長が2018年1月にスポーツマーケティングマネジメント会社「CLIMB Factory」を設立した。
2018年8月に現社名に変更し、同10月に同大生命理工学院の林宣宏准教授と次世代技術「AIプロテオミクス」の共同研究をスタート...
セツロテックは徳島大学発ベンチャーとして、同大学先端酵素学研究所教授の竹本龍也会長らが2017年に設立したバイオテクノロジー系の研究開発企業。投資家からの評価も高く、2020年4月以降だけで同社の累積調達額は5億2900万円に上っている。
ミルテルは遺伝子検査を手がける広島大学発の医療スタートアップ。2012年設立、創業者でもある田原栄俊同大学大学院医歯薬保健学研究科教授による細胞分子生物学の研究成果を活用した医療検査で注目される。がんなどの疾病リスクを把握する期待の技術だ。
オンコセラピー・サイエンスは「創薬ベンチャー」の一つ。がん関連遺伝子などを利用した、がん治療薬や診断薬の研究開発を手がけている。創業者の一人が東大医科学研究所教授だった中村祐輔氏で同研究所との共同研究で新薬開発に取り組む大学発ベンチャーだ。
火星などの惑星の環境を変化させ、人類の住める星に改造する「テラフォーミング」という言葉がある。この夢のような構想の実現に役立つ可能性のある素材の量産化を進めているのが京大発ベンチャーのティエムファクトリ(東京都港区)だ。