[人材サービス業のM&A]事業拡大のため海外企業を買収
人材サービス業界の競争は激化し、今後さらに業界再編が進むと予想される。多くの事業者が事業拡大のためM&Aを活用しており、海外企業を買収する事例も増えているようだ
M&A Online
| 2019/6/12
2019.06.12
東証適時開示ベースで、6月のM&Aは前年同月を15件上回る47件となった。前月(5月)に比べ12件減った。6月は上場企業の株主総会の集中月であることから、例年、M&Aを手控える傾向があり、1年を通じて最も件数が少ないが、過去10年間では2012年52件、2011年50件に次ぐ3番目の高水準だった。(1~6月の上期まとめは後日掲載)
金額トップは東海カーボンで、ドイツの炭素黒鉛製品メーカー大手COBEX HoldCoを約1000億円で買収すると発表した。これを筆頭に100億円を超える大型買収は6件あったが、いずれも海外案件が占めた...
人材サービス業界の競争は激化し、今後さらに業界再編が進むと予想される。多くの事業者が事業拡大のためM&Aを活用しており、海外企業を買収する事例も増えているようだ