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長引く生産減で、国内最強のトヨタ販社にも「売る車がない」危機

※この記事は公開から1年以上経っています。
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新車に加えて中古車も品薄になってきたカーディーラー(写真はイメージ)

販社が生産の「調整弁」に

同一車種でも奪い合いになる発売当初はマージンを引き下げ、逆にモデル末期にはマージンを引き上げる。マージンの増減により販社による過当販売を抑え、トヨタの生産台数の平準化を狙う。新型「クラウン」から同制度が導入される予定だ。

だが、販社から見れば、顧客から注文があれば迅速に供給するのがメーカーの役目。思うように生産できないからと言って、ディーラーに需給調整を丸投げするのは酷な話だ。しかもトヨタの国内販売が過当競争状態になったのは、トヨタが全車種併売に踏み切った影響が大きい...

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