カイコを使えば同時並行で少量多品種開発が可能なため、最短2か月で目的タンパク質を生産できる。同社は新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の開発に成功し、これを利用して同9月にはワクチン接種後のヒト向け抗体測定キットの実用化にこぎつけた。
創薬業界ではバイオ医薬品と呼ばれるタンパク質製剤の登場で、これまで治療薬がなかった疾病にも効果をあげている。それでも求められるタンパク質全てが生産できるわけではない...
ブルックマンテクノロジ(浜松市)は静岡大学発のイメージセンサー開発ベンチャー。イメージセンサーの「画像のきれいさ」と、CMOS回路の「高速性」を融合する技術が強みだ。