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【豊和銀行】 復活への道のりを着々と|“ご当地銀行”の合従連衡史

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大分市王子中町にある豊和銀行本店(photo by ビースタイル ギガワークス)

大分県の第二地銀、豊和銀行。無尽組織から相銀、さらに普通銀行への転換と第二地銀の“定番”コースを歩むが、2000年代に大きな辛苦を味わうことに……。前途に待ち受ける金融再編の荒波をどう乗り越えるか?

歴史上にもう1つの豊和銀行

豊和銀行は大分県の第二地銀である。ただし、県下には資本関係はないものの、歴史上、もう1つ豊和銀行があった。1940(昭和15)年に設立され、わずか2年で地元の有力地銀、大分合同銀行(現大分銀行)に買収された豊和銀行である...

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