「日の丸半導体」再び! 国内を代表する大手8社の出資で誕生した半導体製造企業「Rapidus」。経済産業省は11月11日、同社を2nmプロセス以下の次世代ロジック半導体の製造基盤確立に向けた研究開発プロジェクトに採択した。「ポスト5G基金事業における次世代半導体の研究開発プロジェクト」として、700億円の開発費を投入する。経産省はこれにより「10年の遅れを取り戻す」と鼻息も荒いが、夢の実現には「二つの難関」が立ちふさがっている。
最初の「難関」は。Rapidusの「生い立ち」にある...
メイド・イン・ジャパンなど昔の話。国産品の国際競争力は低下する一方だ。鉄鋼、半導体、エレクトロニクスと、かつて世界市場を席巻していた商品が海外企業との競争に敗れ存在感が低下している。そんな中、高級ブランドとして存在感を増している商品がある。
わずか3年で様変わり。世界3大モーターショーの一つとして知られる「北米国際オートショー」が米ミシガン州デトロイトで開幕した。コロナ禍で、3年ぶりの開催となったが、注目企業の入れ替わりは激しい。とりわけ存在感を失ったのは、日本車メーカーだ。
ついにソニーも脱落か?ソニーグループが、2023年3月期の業績予想を下方修正した。理由は新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴う「巣ごもり需要」で売り上げを伸ばしてきたゲーム市場の縮小だ。一部の業界では、早くも特需の「反動」が見えてきた。