トップ > 調べる・学ぶ > 連載 > 地方承継の時代 >浦賀ドック 日本最古級のドライドックの今|産業遺産のM&A

浦賀ドック 日本最古級のドライドックの今|産業遺産のM&A

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
今後、再開発が進められていく浦賀ドック周辺

100年以上にわたって1000隻にのぼる艦船などを製造・修理してきた造船施設、通称「浦賀ドック」。この日本最古級の造船施設が2021年3月に住友重機械工業から横須賀市に寄付された。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、2021年10月現在は限定されたツアーのみの一般公開となっているが、ここには1899年に建造されたレンガ造りのドライドック(船体の検査や修理などのために水を抜くことができる船渠)が国内で唯一残されている。日本最初の洋式軍艦である鳳凰丸、日本丸、海王丸、青函連絡船……と、多くの艦船・客船がこの地で修理・建造され、出帆していった...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY