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2012年第3四半期TOBプレミアム分析レポート

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1. 総評

TOB件数は公表ベースで11件と前年同期(21件)比で減少した(表1)。
◆大型のTOBは、J.フロントリテイリングによるパルコに対するTOB(424億円)、ソニーによるソネットエンタテインメントに対するTOB(548億円)であった。パルコについては、主要株主であるイオンがTOBに応じなかった。
ニッシン債権回収のTOBでは大株主を対象とした第1回のTOB、一般株主を対象として第2回TOBと二段階のTOBが実施された(表2)。
◆ポジティブプレミアムの平均値は54.0%で傾向に大きな変化は見られない(表3)...

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