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「丸亀製麵」のトリドールHD、グローバル飲食企業に向けてその前途は?|ビジネスパーソンのための占星術

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丸亀製麵の看板(東京都内の店舗で)

ブランドイメージが変化する

トリドールHDのこれまでの展開を占星術的視点から考察すると、同社にとっての金星の位置が非常に重要な役割を果たすことが分かります。同社にとっての金星は、情熱と魅力、そしてブランドイメージを象徴しています。

例えば2000年、「丸亀製麺」の1号店(兵庫県加古川市)を立ち上げた際のホロスコープを見てみますと、同社の金星に対し土星が強い影響を与えているタイミングでした。

このような時期には企業にとっての明確なブランドイメージの確立、またはその可能性ある事業展開が発生しやすいのです。その結果、丸亀製麺は破竹の勢いで店舗を増やすことに成功しました。丸亀製麵の店舗数は国内で800店を優に超えます。

さらに興味深いのは、2023年7月に英国のフルハムショアを買収した時期をホロスコープで見てみますと、トリドールHDの金星に対し天王星の強い影響を受けており、これは同社のブランドイメージに対する革新と新規性が発生することを意味します。

つまり、これまでのトリドールHDの主力事業の丸亀製麺というイメージが変化していく大きなキッカケになるのではないかと考えられます。

2024年、重要な転換点を迎える?

この金星と天王星の影響は2025年2月まで続きますから、この間に同社のブランドイメージが徐々に変わり、2025年を迎える頃には今の印象とは違った企業になっている可能性があります。

一方で、これまでの多くの企業と同じく、企業において試練の時期ととなりやすいサタンリターン(土星回帰)と呼ばれる現象が、2023年3月から影響を及ぼし始め、2024年5月に最も強い影響を持ちそうです。

またこの時期は先ほどお伝えした金星と天王星の影響を受けてブランドイメージの転換も起きていますから、フルハムショアを子会社化した後の展開が、全て順調に進むわけではないかもしれません。

つまり、占星術的には、2024年がトリドールHDにとって重要な転換点になり得る年と言えそうです。

ただ多くの企業はこのサタンリターンの時期を経て、さらなる成長を遂げることが多いです。

これから起きるであろう試練があったとすれば、それを乗り越え、日本を代表するグローバル飲食企業へとステージアップしていく期待は大きく、その進化を見守るのが非常に楽しみです。

※次回公開予定は12月12日です。

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