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「丸亀製麵」のトリドールHD、グローバル飲食企業に向けてその前途は?|ビジネスパーソンのための占星術

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丸亀製麵の看板(東京都内の店舗で)

【企業ピックアップ】トリドールホールディングス

毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。

今回はトリドールホールディングス(1995年10月28日にトリドールを設立。2016年に持ち株会社制への移行に伴い、現社名)をピックアップしました。トリドールHDは国内外で飲食店チェーンを運営する企業です。

主力事業のセルフ式うどん専門店「丸亀製麺」を中心に、焼きそば、焼き鳥、天ぷら、とんかつ、カレー、牛肉の専門店、立ち飲みなど約20のブランドを展開しています。

海外展開においても、丸亀製麺は北米、アジア、オーストラリアなどで店舗を増やし、国内市場が縮小に向かう中、事業のグローバル化を加速しています。

近年は、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、持ち帰りやデリバリーの強化で売上を回復し、さらにM&Aによる事業ポートフォリオの拡大に意欲的に取り組んでいます。

最近では2023年7月にピザ専門店 「Franco Manca」とギリシャ料理店「The Real Greek」を合計97店舗展開する英国フルハムショアの全株式を取得し、子会社化しました。買収金額は約151億円です。

そんなトリドールHDの今後を西洋占星術を使ってチェックしていきたいと思います。

丸亀製麵の店舗(東京都小平市)

チャレンジと成長への願望を強く持つ

最初に企業傾向を占星術で見てみます。トリドールHDは、丸亀製麺を主力事業としていますが、M&Aを通じて事業の多角化を進めており、その戦略は天体配置からもはっきりと読み取ることができます。

M&Aを積極的に行っている企業のホロスコープでは、しばしば蠍(さそり)座に天体が集まっています。特にトリドールHDの場合、太陽、金星、冥王星が蠍座に位置しています。

太陽は事業の推進力を象徴し、蠍座の影響下では他者の資源を吸収し、それを自己の成長につなげる力が強調されます。

つまり、他社の能力を取り入れて事業を拡張するのがこの会社にとって自然な流れと言えるのです。

さらに、金星と冥王星の組み合わせは、トリドールHDが競争の激しい飲食業界で強力なブランドアイデンティティーを築き、魅力あるビジネスを展開する力を持つことを実現している要因になります。

金星は魅力と価値観を、冥王星は変革と影響力を表しますから、これらの惑星の影響は、企業が業界内でのインパクトを強める上では、重要な能力として発揮出来ている所以といえるでしょう。

海外展開の積極性についても、火星、木星、月が射手座に位置することから読み解けます。射手座には海外を意味しており、また冒険と拡張を意味する星座でもあります。

これによりトリドールHDは新しい市場へのチャレンジと成長への願望を強く持っていることが分かり、特に火星と木星の影響は、新たな領域への意欲的な進出を促します。同時に、月が射手座にあることから社員たちの海外での成功への志向と結びついていると予想できます。

さらに補足として、天王星と海王星が山羊座で合(一直線上に並ぶ)になっており、このような企業は既存の枠組みを壊して、革新的な変化を促進する力を発揮する傾向が強くなります。

ですからトリドールHDは飲食業界において、従来の概念を打破する新しい動きを見せる可能性が期待できる企業と考えられます。

このように、トリドールHDの天体配置は、M&Aを含む積極的な経営戦略と海外展開に向けた強い意欲に相応しい、実際の企業活動をしていることがよく分かります。

トリドールHDがこれからも変わらず飲食業界に革新を遂げていく動きをするならば、これからの発展も期待できるでしょう。

では、これからトリドールホールディングスの今後の流れを見てみようと思います。

トリドールHDが展開する香港発の人気ヌードル店「譚仔三哥米線」(東京・吉祥寺の店舗)

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