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空間除菌のヒットに沸いた大幸薬品が「コロナ慣れ」で一転赤字に

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の長期化で、「コロナ慣れ」ともいえる状況が蔓延(まんえん)している。人流増によるコロナ第5波の爆発的な感染拡大が典型的な事例だが、企業業績にも悪影響を及ぼしているというから穏やかではない。

コロナ対策で過去最高の業績を記録したが…

「コロナ慣れ」が業績を直撃したのは、空間除菌をうたった「クレベリン」を製造する大幸薬品<4574>。9カ月間の変則決算だった2020年12月期は連結売上高が約175億8200万円、当期純利益が38億5100万円といずれも過去最高を更新した...

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