企業向けのHR(人的資源)プラットフォーム事業を展開するPeopleX(本社:東京都渋谷区、CEO 橘大地)は12日、外国籍IT人材の採用を支援するアクティブ・コネクター(東京都文京区、代表取締役 松本麻美)の全株式を取得し、同社を完全子会社化したことを発表した。同案件は、M&A仲介のストライク<6196>がバイサイド、デロイト トーマツ ベンチャーサポートがセルサイドを支援した。
PeopleXは2024年4月に設立したスタートアップ。エンプロイーサクセス(企業の持続的な成長のために、社員の能力発揮を支援する)サービスの「PeopleWork」と、人材紹介サービス「PeopleAgent」を主に展開している。創業者の橘大地氏は、元弁護士ドットコム取締役で、クラウド契約サービス「クラウドサイン」の事業責任者だったことで知られる。
同社は設立間もない24年6月、複数のベンチャーキャピタル、個人投資家を引受先とした第三者割当増資により16.1億円を調達。今後も積極的なM&Aで成長スピードを高めたい考えだ。
アクティブ・コネクターは、2013年設立。外国籍ITエンジニアに特化した人材紹介サービスを展開している。PeopleXは、IT人材の不足が予想される中、アクティブ・コネクターをグループに迎えることで、IT/Web/DX領域における外国籍人材紹介の強化を図る。
取引額は公表していない。アクティブ・コネクターの松本代表取締役は続投する。
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