M&A Onlineは2015年7月のサイト開設以来、M&Aを基軸とした法務・財務などの実務情報を充実させるとともに、広範な読者ニーズに対応するため、経済・産業や企業の動きを独自の視点で発信しています。
2020年7月に開設5周年を迎えるにあたり、日頃の感謝を込めて、「月間350万PV達成記念&サイト開設5周年記念キャンペーン」を実施中です。
キャンペーンに連動して、難しいM&Aクイズを作問してみました。今回は「株式価値評価」の分野から出題です。是非チャレンジしてみてください。
株式価値評価において加重平均資本コスト(WACC)を算出する際に、マイルス・エッツェル式(ME公式)を採用する場合、
類似会社βのリレバー計算は
となる。〇か×か答えよ
(解答・解説は次ページ)
誤り。文中の算式は「ロバート・ハマダ式」によるものである。
マイルス・エッツェル式を採用する場合、類似会社βのリレバー計算は
となる。
仮定の前提において、ロバート・ハマダ式は、「負債金額が一定で保持される」、「負債β=0」とし、
マイルス・エッツェル式は、「負債比率が一定である」、「負債β=0」としている。
なお、実務上は両者はほぼ同等に普及しており、どちらが正解というものではない。
M&A Onlineの読者なら簡単?だったでしょうか。クイズが難しいと感じた方は、是非「M&A事典」のコンテンツをお読みください。他社のM&A戦略が気になるという方は、「M&Aアーカイブス」にアクセスしてみてくださいね。