米製薬大手イーライ・リリー(インディアナ州)は6月20日、バイオ医薬品大手ダイス・セラピューティクス(DICE)を24億ドル(約3,400億円)で買収することで合意したと発表した。ダイスを傘下に収めることで、自己免疫疾患治療薬の強化を図る。
目薬最大手のロート製薬が痔の治療薬「ボラギノール」を製造する天藤製薬の株式67.19%を取得して子会社化すると発表した。買収金額は非公開だが、90億円程度とみられる。目薬メーカーが目をつけた天藤製薬の歴史は200年を超える。そのルーツは?
新型コロナウイルス感染症の感染拡大でヒット商品となった、大幸薬品の空間除菌用品「クレベリン」の販売が伸び悩んでいる。過去最大の感染拡大だった第3波のピークに当たる2021年12月期第1四半期(1〜3月)に急ブレーキがかかったのだ。なぜか?
新型コロナウイルス感染症の治療薬として「アビガン」が承認される見通しとなった。日本では2020年5月に「レムデジビル」が、同年7月に「デキサメタゾン」が承認されており、「アビガン」が承認されれば3番目の治療薬となる。
武田薬品工業の事業売却が止まらない。売却額はすでに1兆円を超えているものの、まだまだ売却の手を緩める気配はない。次に白羽の矢が立つ事業は何だろうか。
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科の白川利朗教授を研究開発代表とするグループは、医薬品メーカーの森下仁丹と共同で、ビフィズス菌で新型コロナウイルスの感染を防ぐ、新しいタイプのワクチンの開発に乗り出した。
塩野義製薬は長瀬産業からナガセ医薬品の全株式を取得し子会社化する。 この買収で医薬品製剤開発・製造支援(CDMO)事業でリーディングカンパニーを目指す。
日本政府は米国のバイオ企業モデルナ(マサチューセッツ州 )から新型コロナウイルス向けワクチン4000万回分を調達する方針だ。モデルナのワクチンとはどのようなものなのか。
武田薬品工業がビタミン剤のアリナミンなどの大衆薬事業を手がける子会社の武田コンシューマヘルスケアを米投資ファンドのブラックストーン・グループに売却する。その狙いとは。
新型コロナウイルス向けワクチンの量産体制が整いつつある。厚生労働省はワクチン生産体制の緊急整備事業として、国産ワクチンの開発を手がける4社と外国製ワクチンの量産にかかわる2社に助成金を交付する。
塩野義製薬はワクチンビジネスに参入する。2019年12月に子会社化したUMNファーマが保有する昆虫細胞などを用いた、たんぱく発現技術を活用した遺伝子組み換えたんぱくワクチンで実現を目指す。
ジョンソン・エンド・ジョンソンがスイスのバイオ企業アクテリオンに買収提案をしていますが、その争奪戦にフランスの製薬大手サノフィが加わりそうです。
オリックスの微研、フジタ買収に端を発した薬品業界の再編ですが、最終的に何社程度になりそうでしょうか。ここではまったく無責任に予想をしてみたいと思います。
米ファイザーとの合併が撤回となったアラガンがスイスのチェイス・ファーマシューティカルズを買収。アルツハイマー病など認知症治療薬の開発を加速しています。今回は神経変性疾患の分野を中心に、最新のM&A動向をTransCap代表の坂崎昌平氏がシリコンバレーからお伝えします。
武田薬品工業(武田製薬)のM&Aは、最近10年で、買収資金が判明する案件だけでも約2兆円をM&Aにつぎ込んでいる。その先に見えているものは何なのだろうか?