米モデルナは、生後6カ月から6歳未満の小児向け新型コロナウイルス用ワクチンの製造販売承認を欧州医薬品庁に申請した。承認されれば、日本での使用も可能になりそうだ。
米国のノババックスが開発した遺伝子組み換えたんぱくを主成分とする新型コロナワクチン 「ヌバキソビッド」が厚生労働省から製造販売承認を取得した。副反応が軽いというが、どのようなワクチンなのか。
生後6カ月の乳児から接種できる新型コロナウイルスワクチンの第2/3相臨床試験が近く始まる。現在5歳未満に接種可能なワクチンはなく、実用化されれば小児の感染を防ぐ手立てが誕生することになる。
武田薬品工業は2021年12月16日に、米国の製薬会社ノババックスが開発中の新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請した。ファイザーやモデルナなどの他のワクチンとどのように違うのだろうか。
新たに感染が拡大しているオミクロン株だが、世界各国で猛威を振るったデルタ株に比べると重症化リスクが低いことが分かってきた。WHOのテドロス事務局長も「まだ結論を出すには早い」と前置きしながらも、それを認めている。しかし、まだ油断はできない。
新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬の開発に取り組んでいる塩野義製薬は、2022年3月期の売上高を上方修正したものの、利益はそのまま据え置いた結果、3期連続の減益が避けられない見通しとなった。
KMバイオロジクスが、塩野義製薬から2日遅れの10月22日に新型コロナワクチンの第2/3相臨床試験を始めた。第一三共も11月に第2/3相臨床試験を始める。国産ワクチン一番乗りはどこだろうか?
新型コロナウイルス用の国産ワクチンの実用化が一歩一歩前進している。塩野義製薬、第一三共、KMバイオロジクス、アンジェスの4社が先行しており、早ければ2022年にも使用できる見通しだ。各社の最新の動きを見てみると。
19都道府県に発出されていた緊急事態宣言が解除され、さっそくJTBとエイチ・アイ・エスの大手旅行会社2社が動き出した。今後の両社の業績に、どのような影響を及ぼすだろうか。
明治ホールディングス傘下の製薬会社であるKMバイオロジクスは、開発中の新型コロナウイルス用国産ワクチンの実用化時期を当初予定の 2023年度中から2022年度中に1年前倒しする。
ワクチン接種が進み行動制限の緩和が見込まれる中、海外出張や帰国者を対象にしたサービスが現れてきた。今後、海外出張の増加とともに、現地での安全確保や帰国時対応などに関するニーズも増えていきそうだ。
新型コロナの国産ワクチン開発に新たな顔ぶれが加わった。VLPTジャパンがそれで、厚生労働省が8月17日に同社に対してワクチン生産体制等緊急整備事業で143億4000万円を補助することを決めた。
3Hクリニカルトライアルは、同社が運営する治験情報サイト「生活向上WEB」で日本の製薬会社が手がける国産の新型コロナワクチンの治験参加者を募集したところ、希望者が1万4000人を超えたと発表した。
英国の製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナワクチンの接種が近く始まる。同ワクチンは2021年5月に承認されたが、血栓が生じるおそれがあることから、政府は当面は公的接種の対象から外すとしていた。
岡山大学は、教職員と学生を対象にモデルナ製新型コロナワクチンの副反応調査を実施した。同調査は男女半々で、若い人が多く含まれているため、接種率の低い若い世代の判断材料になりそうだ。
米国バイオベンチャーのモデルナは2021年8月12日に、同社製新型コロナウイルスワクチンが、感染力の強いデルタ株などの変異株に対しても2回目接種後6カ月間有効であると発表した。
「ワクチンは決め手にならない」-新型コロナウイルス感染症対策の「決め手」と考えられていたワクチン接種が世界中で進み、気になる知見が明らかになりつつある。それは2度のワクチン接種を完了した人も新型コロナに感染する「ブレイクスルー感染」だ。
アンジェスは開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、ワクチンの投与量を増やした(高用量製剤、濃縮製剤)臨床試験の準備を進めていることを明らかにした。
塩野義製薬が新型コロナウイルス感染症の新たな治療薬の国内第1相臨床試験を始めた。飲み薬タイプの抗ウイルス薬で、2021年7月22日に初回投与を行っており、投与後の安全性上の懸念は確認されていないという。
塩野義製薬はHanaVaxと共同で、注射をしなくても新型コロナウイルスワクチンを鼻から接種できる経鼻ワクチンの開発に乗り出した。注射の痛みから解放してくれるワクチンとはどのようなものなのか。
2021年7月17日に東京・晴海の選手村に滞在する大会関係者1人が、新型コロナウイルス検査で陽性だったことが明らかになった。これから選手村への入村は本格化する。選手や大会関係者に感染が拡大すれば「選手村クラスター」が発生する可能性もある。
米国の製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソンは、同社の新型コロナウイルス感染症ワクチンが、デルタ変異株に有効であり、効果は8カ月間持続すると発表した。日本で使用される日は訪れるだろうか。
EV Salesによると、2021年1−4月のEVとPHVの世界販売は前年同期比約2.7倍の151万9566台だった。単純計算では年間販売台数は3倍の455万8698台となる。これでも過去最高のペースだが、実際はさらに上振れしそうな勢いだ。
政府によるコロナワクチンの供給が間に合わないことから、職域接種の新規受付が中止された。自衛隊の大規模接種センターも接種予約が入りにくい状況に。こうした状況が大きく報道されることで「ワクチンパニック」が起こる可能性が高まっている。
ワクチン接種が本格化し、収束に向かうと思われていた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。ところが思わぬ「伏兵」が現れた。変異株がそれ。日本では「アルファ株」や「デルタ株」が知られているが、世界には何種類の変異株が存在するのだろうか?