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会計士が代表を務める会計事務代行会社、連鎖倒産で負債22億円

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※画像はイメージです

~サンフェニックスの民事再生に連鎖~

 M.K.C.associates(有)(TSR企業コード:294959912、法人番号:3010002052060、千代田区霞が関3-5-1、設立2001(平成13)年2月、資本金300万円、佐藤裕紀社長)は10月25日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には綾克己弁護士(ときわ法律事務所、千代田区大手町1-8-1、電話03-3271-5140)が選任された。
 負債総額は債権者66名に対して22億340万円。

 公認会計士の現代表を中心に展開し、会計事務の代行などを手掛けていた。売上高約2億円をあげ、一定の地盤を有していたが、代表が理事長を務めていた(社福)サンフェニックス(TSR企業コード:722070942、法人番号:9240005007900、福山市、負債総額58億6983万円)が9月28日、東京地裁に民事再生法適用を申請。サンフェニックスは、グループ会社への資金流出で資金繰りが悪化し、当社も資金が循環していた1社だった。サンフェニックスが民事再生開始決定を受けたため、当社は連鎖した。
 関係者によると、「資金が循環していた複数の関連会社が、法的手続きをする可能性がある」としている。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

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