キリンホールディングス(HD)は傘下の協和発酵キリンの全額出資子会社で医薬・工業用原料やヘルスケア製品を手がける協和発酵バイオ(東京都千代田区。売上高782億円、営業利益81億2000万円)の株式95%を取得することを決議した。協和発酵バイオを現在の孫会社からキリンHDの直接の子会社とすることで、成長が期待される健康領域の事業開発スピードの向上など、グループシナジー(相乗効果)の最大化につなげる。取得価額は約1280億円。取得予定日は2019年4月24日。

協和発酵バイオは2008年に協和発酵工業(現協和発酵キリン)のバイオケミカル事業を分社して設立。アミノ酸、核酸、ビタミン、ペプチド、合成化合物などを国内外に供給している。2017年にはキリンHD、小岩井乳業、協和発酵バイオのグループ3社共同研究による「プラズマ乳酸菌」を事業化するなど協業を進めてきた。