武田薬品工業はアイルランドの製薬大手、シャイアーを総額460億ポンド(約6兆8000億円)で買収することで合意した。日本企業のM&Aとしてはソフトバンクグループが2016年に英半導体設計アームを3兆3000億円で買収したのを上回る過去最高金額。両社の売上高の合計は約3兆円となり、世界の製薬業界の10位以内に入る。買収は2019年1月―6月に完了させる予定で、買収完了時に武田薬品株式の50%をシャイアーの株主が取得することなる。

シャイアーは血液や免疫に関する希少疾患と血漿分画製剤の分野で強みを持ち、最大市場の米国をはじめ世界で販売している。直近売上高は1兆6500億円。

武田薬品はシャイアーの全株式を取得し、シャイアー株主に対して対価として武田薬品株式の第三者割り当てを行うと同時に現金を交付する。