新日鉄住金<5401>は、山陽特殊製鋼<5481>を2019年3月をめどに子会社化する方向で検討を始めると発表した。議決権ベースの出資比率を現在の15.3%から51%以上に引き上げる。同時に、スウェーデンの特殊鋼メーカー、オバコの全株式を取得し、傘下に収めることも発表。3社連携を視野に、特殊鋼事業の強化とグローバル体制の構築を目指す。

新日鉄住金は山陽特殊製鋼の筆頭株主で、歴代の社長ら主要役員を送り込んでいる。子会社後も山陽特殊製鋼は上場を維持する方針。子会社化の方法については第三者割当増資の引き受けや株式の公開買い付け(TOB)、あるいはこれらの組み合わせなどを想定している。

一方、オバコは17世紀に製鉄業を開始。スウェーデンとフィンランドに生産拠点を持ち、売上高は約1200億円。2018年9月までに買収を終える予定。