太平洋セメント(東京都)は、持分法適用関連会社であり韓国でセメント製造業を行う雙龍洋灰工業(韓国、以下雙龍社)の全株式(太平洋セメントの100%子会社であるTCCホールディングスラブアンの保有する雙龍社の全株式を含む)を、投資業を営む韓国のハンエンコ10 号有限会社(韓国、以下ハンエンコ)に譲渡することを決議した。

太平洋セメントは、ハンエンコが雙龍社株式を大量に購入して雙龍社の筆頭株主になり、経営権をより強固なものとすることを望む一方、太平洋セメントとしては韓国への投資をより成長が期待できる地域への投資原資として回収することが、同社グループの企業価値向上にとって最も望ましい方策であるとしている。

株式譲渡価額は409億円。

株式譲渡実行予定日は平成28年度第2四半期中。

なお、連結では平成29年3月期通期において、投資有価証券売却益25億円を特別利益として計上する見込みであり、個別では平成29年3月期通期において、貸倒引当金戻入額44 億円を営業外収益として、投資有価証券売却益244億円を特別利益として計上する見込みとしている。