NTTドコモ(東京都)は、同社が保有するインドの通信事業者Tata Teleservices Limited(インド、以下TTSL)の株式に係る仲裁手続きについて、ロンドン国際仲裁裁判所より仲裁裁定を受領した。

NTTドコモは、Tata Sons Limited(インド、以下タタ・サンズ)に対して、同社、TTSL及びタタ・サンズとの間で締結した株主間協定に基づき、同社保有のTTSL全株式を取得価格の50%(約1300億円)又は公正価値のいずれか高い価格で売却できる買い手の仲介をタタ・サンズに要求する権利を行使していたが、NTTドコモ保有のTTSL全株式の売却に対して、タタ・サンズにより株主間協定に従った義務の履行がなく、仲裁の申立を行っていた。

仲裁廷は、タタ・サンズに株主間協定の義務の不履行があったと認め、タタ・サンズに対し、NTTドコモ保有のTTSL全株式と引き換えに、同社請求金額である約1300億円の損害賠償を命じた。