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マクロミル、スシローが再上場できたワケ ファンド流の大胆な経営改革
2017/03/22
マクロミル、スシローなど投資ファンドと組んで株式を非公開し、再上場する企業が相次いでいる。ファンドの経営手腕が発揮された格好だが、上場を維持したままだと大胆な経営改革に取り組みにくいという市場の課題も浮かび上がる。
マクロミルは、市場調査会社の電通マーケティングインサイト(東京都中央区。売上高54億1000万円、営業利益2億8800万円、純資産32億4000万円)の株式を取得し、子会社化することを決議した。電通マーケティングインサイトが実施する第三者割当増資を引き受け、株式の所有比率を51%とする。
電通マーケティングインサイトは電通の100%子会社。今後はマクロミルと電通との合弁会社として運営することで、主要顧客である電通からの高度な要望に応える体制を確保しつつ、高収益体質への転換を図る。取得価額は4億3000万円(アドバイザリー費用など含む)。取得予定日は2013年12月25日。
マクロミル、スシローなど投資ファンドと組んで株式を非公開し、再上場する企業が相次いでいる。ファンドの経営手腕が発揮された格好だが、上場を維持したままだと大胆な経営改革に取り組みにくいという市場の課題も浮かび上がる。