関連の記事
中国子会社の売却が4月急増、日東紡・タマホーム・TSIHDなど5件
2019/04/22
日本企業が中国子会社を売却する動きが広がっている。1~3月は各月1件だったが、4月はすでに5件に上る(適時開示ベース)。その大半が人件費上昇や人民元高に伴う収益悪化を理由とする。繊維、衣料関連が目立ち、今年の全8件中、4件を占める。
ニッケ(日本毛織)は、芦森工業の株式15.19%を追加取得することを決めた。現在株式の0.77%を所有しており、取得後の所有割合は15.96%となる。取得価額は12億7000万円。取得予定日は2013年4月24日。両社は自動車用シートベルトやエアバッグなど自動車安全部品事業で部品供給関係にあり、互いに株式を保有している。今回一層の連携強化のため、追加取得することにした。
日本企業が中国子会社を売却する動きが広がっている。1~3月は各月1件だったが、4月はすでに5件に上る(適時開示ベース)。その大半が人件費上昇や人民元高に伴う収益悪化を理由とする。繊維、衣料関連が目立ち、今年の全8件中、4件を占める。