製紙業界大手の大王製紙は、経済成長が続くベトナムにおいて、家庭紙および板紙事業に参入し、ASEAN での事業拡大を推進するために、ベトナムの製紙会社であるサイゴンペーパー社に出資した旨を発表した。

サイゴンペーパー社は、ベトナムで家庭紙と板紙の製造・販売を行っている大手製紙会社で、既存工場の隣接地に建設中の新工場が本年夏に稼働する予定。 

今回、大王製紙は、新工場の建設資金調達を目的とした第三者割当増資を株式会社日本政策投資銀行と共同で引受けた。出資額は公表していない。

また、一部既存株主からサイゴンペーパー社の株式譲渡を受ける予定で、持株比率は当社33.8%、株式会社日本政策投資銀行14.5%、2社合計で48.3%となる見込。

≪ サイゴンペーパー社の概要≫  (2010年12月末時点)

会社名(英語名) Saigon Paper Corporation ( 民間企業)

本社所在地  ホーチミン市

工場所在地  バリア・ブンタウ省 ミーシャン工業団地

        ( ホーチミン市中心部の南東約65 ㎞ )

代表者    Mr . Cao Tien Vi

設立年     1997 年

事業内容 家庭紙・板紙製造販売、古紙の回収販売

資本金    2,043億 ベトナムドン (約8.8億円)

売上高    7,258億 ベトナムドン (約31億円)

従業員数   1,857名

生産能力   71,200 トン/ 年

(内訳) 家庭紙18,200 トン/ 年 板紙53,000 トン/ 年

新工場の設備は2011年6月以降順次稼動予定で、2015年度には売上高150億円を見込んでいる。