旭硝子は、韓国子会社でブラウン管(CRT)用ガラスの製造・販売を手がける韓国電気硝子(亀尾市)に対してTOB(株式公開買い付け)を実施し、株式44.4%を追加取得したと発表した。買い付けにより株式所有割合を51.47%から95.87%に引き上げた。買付総額は約143億円。買付期間は2010年10月8日から10月27日まで実施、決済日は11月3日。

テレビやパソコンなどのディスプレイはCRTから液晶やプラズマなどフラットパネルディスプレイ(FPD)へシフトしており、CRT用ガラスの需要は急激に減少している。今後も事業環境がますます厳しくなると予想されるため、持ち株比率を高めることで様々な経営施策を主導的に推進するという。今後、韓国内の関係機関の承認を前提として、韓国電気硝子の上場廃止を進める予定。