コスモスイニシアは、大和ハウス工業に第1種優先株式を発行し10億円を調達するとともに、両社でマンションの共同開発などの業務提携契約を結ぶと発表した。

コスモスイニシアは現在、事業再生ADR(裁判外紛争解決)手続きで再生を目指している。大和ハウスから資金調達と同時に、主要株主である投資法人のユニゾン・キャピタル(東京都千代田区)がアドバイザーを務めるファンド(ユニゾン・ファンド)に劣後株式を発行する。調達額は10億円。資金は事業再生計画案に基づき、マンション建築費などの運転資金に充当する。優先株式、劣後株式の発行に関しては、2009年10月29日開催予定の臨時株主総会での特別決議による承認を条件としている。

また、コスモスイニシアは2009年1月にユニゾン・ファンドに譲渡した不動産管理事業のコスモスライフ(東京都港区)の買い戻しについて、ユニゾン・ファンドと合意した。取得価額は99億円。取得予定日は9月30日。同日付で、大和ハウス工業にコスモスライフの全株式を譲渡する。譲渡価額は160億円。業務提携契約については、マンション新規物件の共同開発や更地物件の共同開発、資材の共同購入によるコスト削減などを検討している。