2010年代前半、最初に仮想通貨が盛り上がりを見せた頃から、運営を続けている日本の仮想通貨取引所は実は多くない。
今回ご紹介するZaif(ザイフ)は、2014年から営業を開始した、仮想通貨業界の中では比較的歴史の長い取引所である。
- Zaif(ザイフ)は、2014年設立の国内取引所で、現在は株式会社CAICAが運営
- 取引手数料の安さ、TradingView搭載のチャート、独自通貨の上場が特徴
- 一方、取引以外のサービスが無い事、日本円入出金手数料、不正流出時の保証規定が無い事がデメリット
- TradingViewで取引をしたい方、日本円出金を頻繁に行わない方に最適
Zaif(ザイフ)でのアカウント開設にご興味を持たれたら、一度公式サイトにアクセスし、詳細を確認してみると良いだろう。
Zaif(ザイフ)で開催中のキャンペーン
まずはZaif(ザイフ)で開催中のキャンペーンを見てみよう。
- 2種類のトークンCIC、FSCCを5,000円以上積立した全員に1,000円相当分のカイカコイン(CICC)獲得自動売買おてがるトレードプレゼントキャンペーン
- 暗号資産FXの口座開設、振替、取引をして最大3,000円相当分のカイカコイン(CICC)おてがるトレードプレゼントキャンペーン
- Twitterフォロー&エントリーで1,000円相当分のカイカコイン(CICC)おてがるトレードプレゼントキャンペーン
2種類のトークンCIC、FSCCを5,000円以上積立した全員に1,000円相当分のカイカコイン(CICC)獲得自動売買おてがるトレードプレゼントキャンペーン
1つ目のキャンペーンは、「2種類のトークンCIC、FSCCを5,000円以上積立した全員に1,000円相当分のカイカコイン(CICC)自動売買おてがるトレード獲得プレゼントキャンペーン」である。
キャンペーン期間中にカイカコイン(CICC)・フィスココイン(FSCC)のコイン積立を新規または追加で合計5,000円以上申込をし、2023年1月1日の引き落とし完了した全員に1,000円相当分のカイカコイン(CICC)自動売買おてがるトレードをプレゼントされる。
キャンペーン期間は、2022年11月15日(火)~2022年12月14日(水)だ。
自動売買おてがるトレードとは、ユーザーが「仮想通貨の銘柄」、「基準金額」、「自動で買い注文を行う基準金額からの下落%の条件」、「自動で売り注文を行う基準金額からの上昇%の条件」の4つを事前に入力することで、安く入手し高値で手放す、一連の取引を自動で行える設定である。
暗号資産FXの口座開設、振替、取引をして最大3,000円相当分のカイカコイン(CICC)おてがるトレードプレゼントキャンペーン
2つ目のキャンペーンは、「暗号資産FXの口座開設、振替、取引をして最大3,000円相当分のカイカコイン(CICC)おてがるトレードプレゼントキャンペーン」である。
2022年11月1日(火)から11月30日(水)の間に、新規口座開設、日本円で5万円以上をZaifデリバティブ口座へ振替、期間中累計暗号資産FX取引高合計200万円以上(日本円換算)に達した場合、それぞれの条件をクリアする毎に、もれなく1,000円相当分のカイカコイン(CICC)がプレゼントされる。
Twitterフォロー&エントリーで1,000円相当分のカイカコイン(CICC)おてがるトレードプレゼントキャンペーン
3つ目のキャンペーンは、「Twitterフォロー&エントリーで1,000円相当分のカイカコイン(CICC)おてがるトレードプレゼントキャンペーン」である。
キャンペーン期間中に、キャンペーンへのエントリーとzaifの公式Twitterをフォローすることで獲得できる。
キャンペーン対象者は、自動売買おてがるトレードを利用したことがない方だ。
キャンペーン期間は、2022年11月1日(火)~2022年11月30日(水)だ。
Zaifでは、様々なキャンペーンが行われている。
公式サイトからぜひ詳細を確認してほしい。
Zaif(ザイフ)とは?

現物取引(銘柄数) | ○(14銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | ○(2銘柄) |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.0001BTC 取引所形式:0.001BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(※スプレッドあり) 取引所形式: – メイカー 0% – テイカー 0.1~0.3% |
入金手数料 | 銀行振込: 無料(振込手数料は別途負担) コンビニ: 3万円未満…495円、3万円以上…605円 ペイジー: 3万円未満…495円、3万円以上…605円 |
出金手数料 | 3万円未満…385円 3万円以上…770円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
詳細 | 公式サイト |
Zaif(ザイフ)は、2014年に開設された取引所だ。
2015年3月に、テックビューロ社が他社から買収し、Zaif(ザイフ)と命名されて営業を継続していたが、2018年9月14日に、外部からの不正アクセスにより、67億円相当の仮想通貨流出事件が発生。
その後、株式会社フィスコ仮想通貨取引所への事業譲渡、株式会社CAICAによる子会社化が行われ、セキュリティ対策を強化し、現在に至っている。
取扱銘柄の約半分近くが、他の取引所には上場していない種類であること、新規の銘柄を上場させるIEO(Inicial Exchange Offering)の開始も表明するなど、独自の路線で拡大を続ける取引所である。
本記事を通して、Zaif(ザイフ)での取引に魅力を感じられた方は、公式サイトから新規会員登録、アカウント開設に進まれると良いだろう。
Zaif(ザイフ)のメリット
Zaif(ザイフ)を利用するメリットは何なのだろうか。
- 仮想通貨の取引手数料が安い
- プロのトレーダーも利用するTradingViewを搭載
- 独自の仮想通貨銘柄を取引できる
仮想通貨の取引手数料が安い
Zaif(ザイフ)を利用するメリットの1つ目は、仮想通貨の取引手数料が安い事だ。
Zaif(ザイフ)の取引手数料は以下の通りで、特に取引所形式の手数料が低く設定されていることが分かる。
- 販売所形式
- 取引手数料 無料
- スプレッド 0.1から8.0%(表示価格にスプレッドを含んだ価格を表示。ただし市場急変時は超過の可能性有。)
- 取引所形式
- Maker(メイカー) 0%
- Taker(テイカー) 0.1%
Maker(メイカー)は、表示されている「買い」の価格に、自身の入手したい枚数を加える方法で、Taker(テイカー) は、表示されている「売り」の価格から、自身が入手したい価格と枚数を選び、入手する手法だ。
Maker(メイカー)であれば手数料が掛からず、Taker(テイカー)であっても0.1%であるため、取引所形式を利用する場合、手数料について過度な心配をすることなく取引が可能なのである。
プロのトレーダーも利用するTradingViewを搭載
Zaif(ザイフ)を利用するメリットの2つ目は、プロのトレーダーも利用するTradingViewを搭載している事だ。

仮想通貨を取引する際に必ず目にするチャート画面に関して、国内取引所の多くは自社開発している。
すると、各取引所によって仕様が異なり、操作方法に慣れるまでに時間が掛かる、取引銘柄や手数料などは好みに合うが、取引画面が操作しにくいなど、不便に感じる場合がある。
一方、TrandingViewは、仮想通貨のみならず、株式やFXのチャートを提供する会社が開発しており、投資を生業とするプロのトレーダーも愛用するほどだ。
そのインターフェースは、ロウソクチャートや移動平均線など、テクニカル分析を常用する投資家の方には納得の仕様である一方、初心者の方でも直感的に操作しやすい仕様である。
尚、仮想通貨の取引量が世界トップ10の、Binance(バイナンス)やBybit(バイビット)も搭載するなど、海外取引所では多く採用されるほど、信頼を集めるツールなのだ。
その上、取引所を介さず、直接TradingViewの公式サイトから利用することも可能だが、便利な機能や広告を非表示にして利用するには課金をする必要がある。
Zaif(ザイフ)を利用すれば、世界中で利用されているTradingViewを無料で利用できることは、大きなメリットと言えるだろう。
独自の仮想通貨銘柄を取引できる
Zaif(ザイフ)を利用するメリットの3つ目は、独自の仮想通貨銘柄を取引できる事だ。
Zaif(ザイフ)では全14種類の銘柄を取引できるが、その内、以下7種類はZaif(ザイフ)のみに上場している。
- カイカコイン
- フィスココイン
- ネクスコイン
- ザイフトークン
- コムサイーサ
- コムサネム
- カウンターパーティー
よって、これらのトークンを取引できることは、Zaif(ザイフ)のメリットの1つだ。
以上、Zaif(ザイフ)のメリット3つを紹介した。
1つでも魅力に感じた方は、Zaif(ザイフ)の公式サイトから詳しい情報をチェックしてみて欲しい。
Zaif(ザイフ)のデメリット
一方、Zaif(ザイフ)を利用するデメリットもある。
以下3つを紹介する。
- 取引以外のサービスが少ない
- 日本円の入金手数料、出金手数料が掛かる
- 不正流出時などの保証規定が無い
取引以外のサービスが少ない
Zaif(ザイフ)を利用するデメリットの1つ目は、取引以外のサービスが少ない事だ。
現在、Zaif(ザイフ)が展開しているサービスは下記の4つであり、最初の3つは取引関連のサービスであるため、取引以外のサービスはコイン積立のみとなる。
- かんたん売買(販売所形式)
- Orderbook trading(取引所形式)
- 自動売買(おてがるトレード)
- コイン積立
仮想通貨を預け入れることで枚数を増やすことの出来るステーキングや、仮想通貨の貸出によって利息を得るレンディングサービスなど、他の国内取引所は多様なサービスの利用が可能である。
よって、限られたサービスのみの展開となることは、Zaif(ザイフ)を利用するデメリットと映る方もいるであろう。
日本円の入金手数料、出金手数料が掛かる
Zaif(ザイフ)を利用するデメリットの2つ目は、日本円の入金手数料、出金手数料が掛かる事だ。
日本円の各入金、出金手数料は以下の通り、どの手段を取っても、一定の手数料支払が求められる。
- 入金手数料(銀行振込)
- 振込み手数料を自己負担
- 入金手数料(コンビニ入金)
- 30,000円未満の場合 495円
- 30,000円以上の場合 605円
- 50,000円以上の場合 605円の他、印紙税200円
- 入金手数料(ペイジー入金)
- 30,000円未満の場合 495円
- 30,000円以上の場合 605円
- 出金手数料(日本円の銀行振込)
- 30,000円未満の場合 385円
- 30,000円以上の場合 770円
入金の度に掛かる手数料は、1回当たりの金額で見ればそれ程高くないものの、月単位、年単位で見ると大きな金額となる。
よって、この日本円入金と出金手数料の設定は、Zaif(ザイフ)を利用するデメリットと言えるだろう。
不正流出時などの保証規定が無い
Zaif(ザイフ)を利用するデメリットの3つ目は、不正流出時などの保証規定が無い事だ。
したがって、万が一Zaif(ザイフ)がハッキングされ、資金が不正に流出した場合、Zaif(ザイフ)に資金を預けるユーザーには資金が返ってこない恐れがある。
2018年9月に起こった不正流出時には補償が行われたため、今後同様のケースが起こった場合に同様の補償が期待できる可能性があるものの、金額や返金の有無は約束されていない。
Zaif(ザイフ)でのアカウント開設時には、これら3つのデメリットも留意の上、検討してみて欲しい。
Zaif(ザイフ)がおすすめな人
これまで、Zaif(ザイフ)を利用するメリット、デメリットを解説してきた。
それらを踏まえ、Zaif(ザイフ)がおすすめな人をご紹介する。
- 世界中の投資のプロが利用するTradingViewで取引をしたい方
- Zaif(ザイフ)でしか入手できない仮想通貨銘柄を取引したい方
- 頻繁に日本円出金をしない、仮想通貨取引中心の方
世界中の投資のプロが利用するTradingViewで取引をしたい方
Zaif(ザイフ)がおすすめな人のパターン1つ目は、世界中の投資のプロが利用するTradingViewで取引をしたい方である。
上述の通り、Zaif(ザイフ)の取引所形式ではTradingViewが標準搭載されている。
よって、テクニカル分析をしながら仮想通貨取引を行う方にとっては最適な仕様、と言えるだろう。
また、これからテクニカル分析を学んで取引に活かしたい方も、実際にTradingViewを使用しながら慣れることが出来ることも良い点だ。
Zaif(ザイフ)でしか入手できない仮想通貨銘柄を取引したい方
Zaif(ザイフ)がおすすめな人のパターン2つ目は、Zaif(ザイフ)でしか入手できない仮想通貨銘柄を取引したい方である。
7種類の通貨はZaif(ザイフ)でしか取引ができないため、これらを入手されたい場合は、それだけでもZaif(ザイフ)を利用する理由となる。
また、もしこれら7種類の通貨が他の取引所に上場した場合、知名度の向上と取引ユーザーの増加が見込まれるため、上場前から投資をしているZaif(ザイフ)のユーザーは恩恵を受けられる可能性もある。
頻繁に日本円出金をしない、仮想通貨取引中心の方
Zaif(ザイフ)がおすすめな人のパターン3つ目は、頻繁に日本円出金をしない、仮想通貨取引中心の方である。
Zaif(ザイフ)のデメリットの1つとしては、出金金額を問わず、日本円出金時の手数料が掛かることである一方、取引所形式での仮想通貨取引手数料は低く設定されていることが特徴だ。
したがって、仮想通貨取引を中心に行い、日本円出金の頻度は少ないという方にとっては、デメリットの影響はあまり受けず、取引手数料が安いことの利点を活かせると言えるだろう。
どれか1つにでも魅力を感じた方は、一度Zaif(ザイフ)の公式サイトにアクセスしてみると良いだろう。
Zaif(ザイフ)の評判/口コミ
ここで、Zaif(ザイフ)の評判と口コミを紹介する。
実際に利用したユーザーの声も、アカウント開設を検討する時の参考になるだろう。
ザイフの自動売買おてがるトレード +840円。XCPもよく回るね。ちなみに掛け金は僅か4800円、期間は22日。自動的に2倍いくなこれ。
引用:ツイッター
zaifからxymの出金したら1分かからずに着金した?!どうしたzaif やるやん。
引用:ツイッター
久しぶりにZaifから他のウォレットにビットコインを送金したら、払った送金手数料の8割以上をZaifに中抜きされてるんだが トランザクション見ても、送金手数料が低いので着金したのは送金処理から約10時間後。 何のために高い手数料払ってるんだかわからん 送金用としてはもうZaifは使わないかな
引用:ツイッター
自動売買おてがるトレードや、日本でのファンが多い仮想通貨銘柄XYMに関連した、前向きな評判が多い一方、入出金の速度に対する不満が見受けられる。
評判や口コミ、ご自身でリサーチした情報も参照の上で、Zaif(ザイフ)の公式サイトを確認しておこう。
Zaif(ザイフ)に関するよくある質問
Zaif(ザイフ)に関するよくある質問を確認していこう。
- Zaif(ザイフ)のセキュリティ体制は問題ないか。
- Zaif(ザイフ)では、本人確認無しで取引は可能か。
- Zaif(ザイフ)はIEOの実績はあるか。
Zaif(ザイフ)のセキュリティ体制は問題ないか。
ハッキング事件後、改善されていると見ることが出来るだろう。
以前は顧客の預かり資産や経営体制への問題が指摘されていたものの、不正流出後にシステムセキュリティの強化を発表し、顧客資産はオフラインとマルチシグを活用する、預かり資産の分離などを行っていると明言している。
Zaif(ザイフ)では、本人確認無しで取引は可能か。
可能ではあるが、アカウントの維持手数料が掛かる。
残高が1万円未満だとしても100円、1万円以上だと3から10%が徴収されてしまうので、Zaif(ザイフ)を利用されたいなら、最初から本人確認を行う前提でアカウント開設を行うと良いだろう。
Zaif(ザイフ)はIEOの実績はあるか。
実績はまだないが、2022年9月を予定している。
因みに、Zaif(ザイフ)にとって初となるIEOの銘柄は、Skeb Coin(スケブコイン)である。
Zaif(ザイフ)の評判のまとめ
今回はZaif(ザイフ)のメリットやデメリット、おすすめの人などについて解説してきた。
- Zaif(ザイフ)は、2014年設立の国内取引所で、現在は株式会社CAICAが運営
- 取引手数料の安さ、TradingView搭載のチャート、独自通貨の上場が特徴
- 一方、取引以外のサービスが無い事、日本円入出金手数料、不正流出時の保証規定が無い事がデメリット
- TradingViewで取引をしたい方、日本円出金を頻繁に行わない方に最適
仮想通貨のトレードを中心に行う方には最適な仕様のZaif(ザイフ)は、公式サイトから会員登録とアカウント開設が可能だ。
この機会に、一度公式サイトにアクセスし詳細を確認してみて頂きたい。