iPhoneで有名なアップル社、PCのOSとして広く普及しているWindowsをつくったMicrosoft社、Googleなどを運営するアルファベット、ショッピングサイト運営のアマゾン、電気自動車のテスラ社。
これらは全て米国の企業である。
世界経済の中心地ともいえるアメリカ企業の株式を購入するにはどうすればよいのだろうか。
今回は米国株の特徴や購入方法、米国株購入にお勧めの証券会社、買い方の注意点などについてまとめる。
米国株取引をする方法は全部で3種類ある。
米国株を含む投資信託や複数の株のまとめ売りともいえるETF(上場投資信託)の購入、現物の米国株の購入、現物をやり取りせず売買の差額だけをやりとりするCFD取引の3種類だ。
大手ネット証券のSBI証券は6,000銘柄もの米国株を取り扱っている。
SBI証券は個別株以外にも米国株を含む投資信託や米国市場に上場しているETFも多数取り扱っているため選択肢が多いため、様々な銘柄で取引したい人に最適な証券会社だ。
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また、CFD取引なら株価指数、個別株、商品、債券先物など幅広い金融商品を取り扱っているIG証券に注目だ。
IG証券は業界最低水準のスプレッドで、顧客が負担するコスト軽減に努めている。
IG証券は取引について学習できるプログラムもあるため、初心者でも安心して取引できる証券会社である。
CFD取引やIG証券に興味があればIG証券の公式サイトを確認したほうがよいだろう。
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米国株の特徴
米国株にはどのような特徴があるのでだろうか。
米国株の特徴を5点を紹介する。
- 1株から買える
- 高頻度で配当
- 高配当銘柄が多い
- 長期的に見て株価が伸びている
- 国として成長し続けている
1株から買える
1つ目の特徴は1株から買えることだ。

日本株を購入する場合、「単元株」という最低限の取引数量が決められているため、一部を除き1株からの購入はできない。
しかし、米国株の場合、原則として1株から購入できるため少額から米国株投資に参入できる。
高頻度で配当
2つ目の特徴は高頻度で配当を得られることだ。
日本株の場合、年2回の配当としている企業が大半であるのに対し、米国企業の多くは3か月ごとの配当(4半期ごとに配当)を得られる。
保有する株式の配当付きを分散させることで、毎月配当を得られるポートフォリオの編成も可能だ。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
MO | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||||
ABBV | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||||
XOM | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
たとえば、MO(アルトリア・グループ)、ABBV(アッヴィ)、XOM(エクソンモービル)の3社の個別株を組み合わせると、1年を通じて配当を得られる。
高配当銘柄が多い
3つ目の特徴は高配当銘柄が多いことだ。
アメリカでは「会社の利益は株主のものである」とする考え方が定着しているため、株主への利益還元である配当は高めに設定されている。
米国企業の中にはS&P500に入りながら、25年間連続で増配し続けている銘柄が多数あり、中には65年以上も増配を続けているARW(アメリカンステイツウォーター)のような会社もある。
長期的に見て株価が伸びている
4つ目の特徴は長期的にみて株価が伸びていることだ。

2012年初めに1,300付近だったS&P500は2021年末に4,800に達した。
2022年に入りウクライナでの戦争やFRBによる金利引き上げなどの影響で下落傾向が強まっているが、それでも、2012年と比べるとはるかに高い水準で推移している。
今後の景気動向にもよるが、米国企業の成長力が維持できる限り、米国株の上昇も継続する可能性があると言われている。
国として成長し続けている
5つ目の特徴は国としてアメリカが成長し続けていることだ。

米国は20世紀末から21世紀にかけて、数多くの困難に直面し続けるも超大国にふさわしい経済力を維持してきた。
2000年以降、中国が台頭するも経済力の強さは健在だ。
SBI証券は成長を続ける米国株を6,000銘柄も取り扱い、大型銘柄だけではなく中小銘柄まで幅広いラインナップを提供している。
取り扱っている米国株式の銘柄はSBI証券の公式サイトで確認可能だ。
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【現物取引】米国株の買い方/購入方法
現物で米国株を購入するにはどうすればよいだろうか。
SBI証券を例にあげ、米国株の現物取引の手順について説明する。
- 総合口座のアカウントを開設
- 外国株式口座のアカウントを開設
- 入金
- 米国株を購入
総合口座を開設
SBI証券では最初にSBI証券総合口座を開設する。

入力フォームに必要事項を記入し、本人確認書類を提出すると総合口座の開設が可能だ。

スマートフォンを持っている場合、必要書類を撮影し送信するだけで本人確認書類の提出が終了する。

一方、それ以外の方法も利用できるが取引に必要な書類が郵送となるため、取引開始までに時間がかかるのが難点だ。
外国株式口座を開設
総合口座のアカウントを開設後、外国株式口座のアカウントを開設する

そして「取引と口座開設」画面から外国株式信用(米国株式)を選択。
そうすれば、すぐに米国株の取引可能な状態となる。
口座に入金
入金する資金が日本円か米ドルかによって方法が異なる。

日本円の場合、ATMや窓口からSBI総研総合口座に入金する方法とネット上で手持ちの銀行口座からSBI証券の証券口座に直接入金する即時入金の2つの方法で入金可能だ。

米ドルで入金する場合、住信SBIネット銀行か外貨預金銀行からSBI証券総合口座に入金する。
米国株を購入

外国株式口座開設後、SBI証券のトップページ右にある「取引」ボタンをクリックし、外貨建て商品取引サイトを立ち上げると米国株をはじめとする外国株式の取引画面が現れる。

その後、画面の空欄を順番に決めると確認画面に移行する。

確認画面を見て、取引内容に誤りがなければ「注文発注」ボタンを押し、取引注文を出す。
条件が整えば取引が成立し、米国株の売買が終了する。
SBI証券の場合、口座開設はもちろんのこと取引手順に至るまで、丁寧に解説され、米国株取引が初めてであってもあまり迷わずに米国株の売買ができる。

SBI証券で総合口座を開設すると、翌月末まで最大2か月間、米国株の取引手数料が無料になるキャンペーンも実施している。
取引コストを下げるチャンスなので、積極的に検討する価値があるだろう。
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【CFD取引】米国株の買い方/購入方法
CFD取引で米国株を取引するにはどうすればよいのだろうか。
ここではIG証券を例に挙げ、米国株の購入方法を開設する。
- 申し込みフォームの入力
- 本人確認書類のアップロード
- 入金・取引開始
申し込みフォームの入力
IG証券でCFD取引を行うためにはアカウントを作成しなければならない。

必要事項を記入し、「次へ」のボタンを押すと次の作業に移行する。
本人確認書類のアップロード
本人確認書類はスマートフォンまたは郵送で提出できる。


どちらの方法でもアカウント作成可能だが、最短で取引を開始できるのはスマートフォン提出であるため、少しでも早く取引を始めたいなら、スマートフォンでの提出にするとよい。
入金・取引開始
IG証券の審査が済み、必要な手続きが終わるとCFD取引を開始できる。
入金で利用できる銀行は以下のとおりである。
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- PayPay銀行
- 楽天銀行
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行
- ゆうちょ銀行
これらの銀行でクイック入金の手続きを済ませると、即座に入金できるようになる。
IG証券はCFD取引の分野で世界ナンバー1の収益ベースを誇る先物取引のエキスパートだ。
※IGグループの財務情報よりグローバル大手CFD各社公表の財務データを比較(2020年6月時点、FXを除いた収益ベース)
個別株はもちろんのこと、FX、株価指数、商品、債券などあらゆる場面のCFD取引を扱う金融商品を提供している。
レバレッジを利用した取引で少額資金でも大きな利益を上げられる可能性があるのがCFD取引の魅力だ。
IG証券やCFD取引に興味があれば、IG証券の公式サイトで情報を確認したほうがよいだろう。
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米国株購入におすすめの証券会社
米国株購入に最適な証券会社を4社紹介する。
- SBI証券
- IG証券
- マネックス証券
- 楽天証券
SBI証券

名称 | SBI証券 |
最低取引単位 | 1株 |
手数料 | 無料 |
外国株 | 米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア |
公式サイト | SBI証券の公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
SBI証券は国内屈指のネット証券会社だ。
国内株式をはじめ、海外株式・ETF、投資信託、債券、FX、先物オプション取引など幅広い金融商品を扱っている。
米国株をもとより、日本株でも1株から扱っているのがSBI証券の魅力だろう。
加えて、米国を含む9か国の株式を取り扱っているため、さまざまな企業株の取引が可能だ。
外国株投資の詳しい内容はSBI証券の公式サイトで確認するとよいだろう。
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IG証券

名称 | IG証券 |
最低取引単位 | 1株 |
手数料 | 1株あたり片道2.20セント オンライン取引最低手数料:16.50ドル |
外国株 | 日本株、米国株、ヨーロッパ株 |
公式サイト | IG証券の公式サイト |
IG証券はロンドンに本拠地を置くCFD取引の専門会社である。
世界で31万人余りが利用するIG証券では、FXやCFD、ノックアウトオプションなど17,000に及ぶ銘柄の金融商品を用意し、顧客のニーズにこたえている。
1株から取引でき、「売り」から取引に参加できるため下落相場でも利益を上げるチャンスがある。
CFD以外のIG証券の金融商品はIG証券の公式サイトで確認できる。
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マネックス証券

名称 | マネックス証券 |
最低取引単位 | 1株 |
手数料 | 約定代金の0.45% |
外国株 | 米国株、中国株 |
公式サイト | マネックス証券 |
関連記事 | マネックス証券の評判 |
マネックス証券はマネックスグループの完全子会社の証券会社で豊富な資金力と実績を背景に業務を拡大し、現在では現物取引や信用取引、米国株・中国株、積み立て投資、投資信託、債券、FXなど多彩な金融商品を取り扱っている。

5,000銘柄以上の米国株を格安の手数料で取り扱うマネックス証券は、米国株取引の証券会社として有力な証券会社である。
米国株取引のコスト削減をしたいなら、マネックス証券の公式サイトで手数料等を確認したほうがよいだろう。
楽天証券

名称 | 楽天証券 |
最低取引単位 | 日本株は原則、100株(単元未満株は扱わない) 米国株は1株から取引可能 |
手数料 | 55円~ |
外国株 | 米国株、中国株、アセアン株式 |
公式サイト | 楽天証券の公式サイト |
関連記事 | 楽天証券の評判 |
楽天証券は1999年に設立されたディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券株式会社を母体とする証券会社だ。
2004年に楽天証券に商号を変更し、現在は株式やFX、投資信託などを取り扱っている。
米国株の手数料は以下のとおりである。


取引手数料の上限が決められているため、高額の取引になればなるほど手数料負担が軽くなる。

2022年7月から日本国内で米国株の信用取引が可能になることを受け、楽天証券でも米国株式信用取引が開始された。
取引の詳しい内容などは楽天証券の公式サイトで確認できる。
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米国株の買い方に関する注意点
米国株の買い方に関する注意点を3点取り上げる。
- ストップ高やストップ安がない
- 日本時間の深夜に取引
- 為替変動の影響を受ける
ストップ高やストップ安がない
1つ目の注意点は、米国株にはストップ高・ストップ安といった仕組みがないことである。

ストップ高・ストップ安とは、日本株の取引で適用される値幅制限で、これにより、瞬間的な暴騰や暴落による株価の急変を抑制している。
しかし、米国株にはこうした仕組みがないため日本株以上に急騰・急落することを覚えておかなければならない。
日本時間の深夜に取引
2つ目の注意点は米国市場の取引時間が日本時間の深夜であることだ。
ニューヨーク証券取引所やナスダックの取引時間はアメリカ時間の9:00~16:00で、その時、日本時間は23:30〜翌朝6:00(サマータイムでは22:30〜翌朝5:00)である。
日本人トレーダからすれば、自分たちが活動しにくい時間に取引している市場であり、株価急変に対応しにくいのだ。
為替変動の影響を受ける
3つ目の注意点は為替変動の影響を受けることだ。
円高の時に米国株を購入すれば、購入資金を抑えられるが売却益が目減りしてしまう。
反対に、円安の時に米国株を購入すれば割高になるものの、売却益を日本円にしたときに為替差益を得られる。
株価そのものの変動だけではなく、為替の影響も考慮して米国株を取引したほうがよいだろう。
米国株の買い方のまとめ
今回は米国株の買い方についてまとめた。
米国株には1株から取引できる点や配当回数が多いこと、配当金額が大きいこと、長期的に株価が伸びていることなどのメリットがある。
そして、日本にいながら米国の個別株に投資するには米国株の現物を売買する現物取引と差金決済取引で売却の差額のみをやり取りするCFD取引がある。
現物取引ならSBI証券、CFD取引ならIG証券が最適だ。
ただ、総合力という点では幅広い金融商品を扱い、米国株を6,000銘柄以上取り扱うSBI証券に一日の長がある。
米国株を軸としたさまざまな金融商品を取り引きしたいなら、一度、SBI証券の公式サイトで取扱商品などをチェックしたほうがよい。
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