これから株式投資をしようと考えている人は、どの証券会社で口座を開設しようか悩んでいる人もいるだろう。
もし複数の会社で悩んでいるのであれば、証券口座の複数持ちも検討してほしい。
複数の証券口座を持つことで、各会社のメリットをそれぞれ享受できるようになる。
そこで、今回の記事では証券口座の複数持ちについて具体的なメリットやおすすめの証券会社などを紹介していく。
- 証券口座の複数持ちは可能で、基本的に開設しただけであれば管理費や手数料はかからない
- 1つの会社で1つの口座が原則であるため、複数持ちをするのであれば証券会社を使い分ける必要がある
- 各会社で口座を開設しておくことで、それぞれの会社のメリットを享受できる
- 口座を開設しすぎると管理が大変になり、取引のタイミングを逃す恐れがある
- 複数の証券口座を開設する際は、目的別に証券会社を選択するべきである
- 複数口座で株式投資を始める場合は、スマホ証券利用率No.1のLINE証券が使いやすい
複数口座を持つとIPOの当選確率があがったり、購入できる金融商品の選択幅が広がったりする。
管理する手間が増える一方で、本格的に株式投資に取り組む場合は口座を複数開設しておくのがよいだろう。
そこで、複数の口座を開設する際はLINE証券とIG証券を使い分けるのがよいだろう。
LINE証券は1株数百円から手軽に投資ができ、IG証券は1万2,000以上の銘柄に投資できる証券会社である。
それぞれの証券会社で特徴が異なるので、使い分けながら株式投資に取り組むようにしてほしい。
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証券口座は複数持つべき?
結論からまず述べると、証券口座は複数持つのが望ましい。
複数の証券口座を持つことで、それぞれの証券会社のいいとこ取りが可能になる。
原則証券会社ごとに1つの口座しか持てないが、証券会社を使い分ければ複数の口座を持っていても問題ない。
そのため、証券口座を複数持つとなると、おのずと証券会社を使い分けることになる。
ただし、注意してほしいのが「NISA」か「つみたてNISA」の口座は全証券会社のなかでも、1つしか持てないということだ。
つまり、NISAの投資も検討している人は慎重に証券会社を選択するべきである。
そこで、NISAも検討している人はLINE証券の利用を検討するのが良いだろう。
LINE証券では低コストで人気の「eMAXIS Slim」シリーズの取り扱いはもちろんのこと、LINEポイントも運用に利用できる。
日々の生活で貯まったポイントを無駄なく利用するのであれば、LINE証券のつみたてNISAは見逃せないところ。
また、資金力に余裕がある人はあわせてIG証券も確認してみて欲しい。
IG証券では世界標準のプラットフォームとして、多様なCFD取引を可能にしている。
- 差金取引決済のこと
- 現物での取引をおこなわずに、売買によって出た差額のみを取引の対象とする
特に米国や欧州などの株式をあわせたCFDの銘柄数は1万2,000以上にも及び、本格的に投資するのであれば欠かせない証券会社である。
つみたてNISAなどの手軽な投資にはLINE証券を利用し、本格的な株式投資にはIG証券を利用するなど、両者の口座を使い分けることも検討してほしい。
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証券口座を複数持つメリット
証券口座を複数持つメリットは以下の通りである。
- 購入できる商品の選択肢が広がる
- IPOへの当選確率がアップする
- 各会社のサービスを受けられる
- 取引手数料がお得になる可能性も
- システムトラブルを回避できる
購入できる商品の選択肢が広がる
証券口座を複数持つことで投資できる商品が広がるだろう。
証券会社ごとに取り扱っている商品は異なるため、複数の証券会社で口座を持っていれば、投資対象の選択肢は増えていく。
さらに、「単元未満株」や「施設取引所」などのサービスを利用すれば、同じ銘柄でもまったく異なるリスクヘッジが可能になる。
例えば、LINE証券では1株数百円からの投資を可能にする「いちかぶ(単元未満株)」というサービスを提供している。
新興市場株式や中小型株などあわせて1,000銘柄以上の取引を可能にしていて、手軽に投資できるのが魅力的なサービスである。
いちかぶで国内株式の「伊藤園(2593)」を購入する場合、2022年6月時点のレートで5,360円かかる計算。
一方で普通の証券口座で伊藤園の株式を購入する場合は、100株単位の取引になるため最低でも53万6,000円は必要だ。
以上のようにサービスが異なるだけで、1つの銘柄にかける資金が100倍にもなる。
同じ銘柄でもサービスが異なるだけで、まったく違った投資をできるのが証券口座を複数持つメリットとも言えるだろう。
IPOへの当選確率がアップする
株式投資で利益を狙いたい人のなかには、IPOの利用を検討している人もいるだろう。
- 「Initial Public Offering」の略称で、日本語で「新規公開株」という意味を表す
- 公開価格(上場前の価格)で購入でき、初値(上場後)で売り出すことで利益を得やすい
IPOは株式投資のなかでも利益を出しやすいため、利用したいと考える人も少なくない。
実際に2022年におこなわれたIPOだと、東京証券取引所グロース市場にANYCOLORという会社が新規上場したが、公開価格よりも2倍以上の価格をつけている。
以上のように利益を狙いやすいIPOだが、人気であるがゆえに抽選となっているため、当選しなければ購入できない。
IPO株は証券会社ごとに購入できる数が決まっていて、購入者は限られているのが現状だ。
しかし、当選確率をあげられないわけではない。
IPOの当選確率をあげるためには、複数の証券口座から応募すればよいのだ。
複数の口座から応募すれば、それだけ当選する確率は高くなる。
各会社のサービスを受けられる
証券会社によってはセミナーを開催していたり、コラムを発信していたりする場合がある。
会社ごとに発信している情報は異なるため、多角的な情報を入手できるだろう。
情報が命の株式投資において、さまざまな角度から情報を収集するのは大切だ。
例えば、LINE証券では以下のサービスを提供している。
- 決算速報をLINEで通知
- カテゴリーごとに投資したい株を検索
- アナリスト評価
など
以上のように投資家目線では嬉しいコンテンツが盛り沢山だ。
ただし、投資初心者には難しい内容も含まれているので、基礎的な知識が欲しい場合も考えられる。
そこで、IG証券が提供している無料レッスン「IGアカデミー」と組み合わせると、より理解が深まりやすい。
以上のように証券会社のサービスを組み合わせることで、より株式投資に対して理解を深めやすくなる。
取引手数料がお得になる可能性も
証券口座によっては取引手数料がお得になる可能性もゼロではない。
例えば、楽天証券では「いちにち定額コース」という手数料プランが用意されている。
100万円未満であれば手数料が0円であるが、100万円以上の取引を行うと2,200円の手数料がかかってしまう。
そこで、100万円以上の取引を行う場合は、他の証券会社と組み合わせれば手数料が割安になる可能性がある。
取引に多少の手間がかかるものの、利益を最大化させるためには惜しい手間ではない。
少しでも利益を狙いたい人は口座ごとの取引金額に気をつけて、複数の口座を利用することも検討してほしい。
システムトラブルを回避できる
証券会社ではシステムトラブルによって取引できない可能性がある。
システムトラブルによって売り注文ができないと、損失を計上してしまうこともあり得るだろう。
そこで、複数の証券口座を持つことで、1つの口座で取引できなくても別の口座で取引できるようになる。
もし、システムトラブルを避けたい場合はLINE証券の利用も検討してほしい。
LINE証券ではシステムトラブル時でも以下の対応は受け付けている。
- 売却注文
- 注文の取り消し(100株からの注文)
- 出金受付
以上のようにシステムトラブル時に明確な対応を記載している点は安心できる。
予期せぬ事態に備えて証券口座の複数持ちを検討するのであれば、LINE証券の口座を開設を検討してみて欲しい。
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証券口座を複数持つデメリット
証券口座を複数持つデメリットは以下の通りである。
- 口座ごとの管理が面倒になる
- 確定申告が必要な場合も
- 資金が分散される
口座ごとの管理が面倒になる
複数の証券口座を持つということは、それだけのアカウントを管理することになる。
特に証券口座にログインする場合は、アカウント名とパスワードの入力は必須。
口座ごとのアカウント名とパスワードを管理するとなると、それだけ複雑かつ手間がかかることに。
さらに、証券会社によってはパスワードの設定ルールなどがあり、大文字を含ませたり記号を含ませたりしなければならない場合も考えられる。
あまりにも口座数を増やしすぎると、アカウントごとのパスワードを把握しきれなくなるかもしれないので「メモ」に残すのが常套手段。
ただし、メモに残したとしても個人情報であることには変わりないため、メモの管理も厳重に行うべきだろう。
税金を過払いしてしまう可能性も
投資商品の状況によっては税金を過払いしてしまう可能性も考えられる。
AとBという証券会社で特定口座を開設していたとしよう。
- 証券会社が代わりに損益通算をしてくれる口座
- 自動的に税金が引かれるため、確定申告は原則いらない
AとBのそれぞれで特定口座を開設していると、勝手に税金を納めてくれる一方で、過払いになる恐れがある。
例えば、Aの口座では100万円の利益を計上し、Bの口座では100万円の損失を計上していたとしよう。
特定口座でなければAとBの口座で損益通算し、2つの口座の利益額は0円となる。
- 一定期間内の利益と損失を相殺すること
- 損失を計上した場合は利益からマイナスするため、その分納める税金は低くなる
しかし、特定口座の場合は利益のあったAの特定口座のみで損益通算してしまうので、100万円分の利益が税金の対象となる。
したがって結果的に複数の口座を開設する際は、税金の過払いを防ぐために自分で税金の計算をしなければならない。
多少の手間はかかるが、過払いを防ぐためには仕方ないことだと理解してほしい。
資金が分散される
複数の口座を持つと資金が分散されてしまう点には注意が必要だ。
特に年数を重ねると、どこの口座にいくらの資金を入金しているかについて把握しきれなくなる可能性がある。
毎月一定額の入金をしている人であれば資金の偏りは起きにくいが、突発的に入金している場合は資金の偏りが発生してしまうかもしれない。
もし資金の分散を防ぎたいのであれば、別途で資金の管理アプリを利用するとよいだろう。
資金の流れを可視化すると、金銭の管理もしやすくなる。
複数口座を持つときの選び方/組み合わせ方
複数口座を利用する場合は証券会社のデメリットをカバーしながら使い分けると、より一層投資の利益も期待できる。
ここではそれぞれ投資したい銘柄で場合分けして、最適な証券会社の組み合わせを紹介する。
- 外国株に投資したい場合
- ポイントを利用して投資したい場合
- スマホで手軽に投資したい場合
- CFDを中心に投資したい場合
外国株に投資したい場合
外国株を中心に投資したい場合は以下の組み合わせがおすすめ。
- SBI証券&IG証券
- SBI証券&マネックス証券
外国株に投資する場合は、SBI証券は外せないだろう。
SBI証券は主要ネット証券の比較で、外国株の取り扱い国数がNo.1の証券会社だ。
そのため、外国株に投資する場合はSBI証券を基本として組み合わせるとよいだろう。
また、外国株に投資する場合はIG証券の存在も欠かせない。
IG証券はCFD取引において、米国株や英国株の投資も可能である。
いずれにせよ外国株に投資する場合は、SBI証券とIG証券の組み合わせを検討してみて欲しい。
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ポイントで手軽に投資したい場合
ポイントを利用した投資には以下の組み合わせがおすすめだ。
- LINE証券&SBI証券
- LINE証券&PayPay証券
LINE証券ではLINEポイントを1ポイント1円として換算して入金できる。
LINEポイントはゲームをプレイしたり、動画を見たりすることで貯まっていく。
無料でも十分に貯められるポイントであることから、株式投資へのハードルが下がりやすく、初心者でも気軽に投資できる。
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CFDを中心に投資したい場合
CFDを中心に投資したい場合は以下の組み合わせがおすすめである。
- LINE証券&IG証券
- IG証券SBI証券
CFDを中心に取引したいのであれば、LINE証券とIG証券の存在は欠かせない。
IG証券においては世界1万2,000以上の株式銘柄のCFD取引を提供している。
ITから金融、食品などの各業種を代表とした銘柄を取り揃えていて、CFDだけでリスクヘッジしたい場合は外せない証券会社だ。
また、LINE証券でも「いちかぶチャレンジコース」と呼ばれるCFDを提供しているのが特徴的。
いちかぶチャレンジコースでは0.1株からの取引を可能にしていて、世界でも有数な株式に対して少ない資金で投資できる。
そのため、CFD取引ではIG証券とLINE証券のそれぞれのメリットを加味しながら取り組んでほしい。
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スマホで手軽に投資したい場合
スマホで手軽に投資したい場合は以下の組み合わせを利用してほしい。
- LINE証券&IG証券
- SBI証券&楽天証券
特にLINE証券はスマホ証券利用率No.1の実績を持つ証券会社である。
業界最低水準を誇る現物取引手数料の安さに加えて、スマホならではの見やすいチャート画面が魅力的だ。
IG証券においてもブラウザ版に負けないレベルのチャート画面を提供している。
LINE証券とIG証券の取引のしやすさを利用しながら、株式投資を有利に進めていこう。
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複数持ちにおすすめの証券会社
口座を複数持つのにおすすめの証券会社は4つある。
それぞれの特徴を簡単に解説していくので、口座開設の参考にしてほしい。
- LINE証券
- SBI証券
- PayPay証券
- マネックス証券
LINE証券

取引手数料(現物国内株) | 55円〜1,070円 |
単元未満株 | 対応 |
利用できる非課税制度 | ・つみたてNISA ・iDeCo |
IPO | 対応 |
主なサービス | ・LINEポイント投資 ・CFD ・FX |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
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LINE証券はスマホ証券利用率No.1の実績を誇る証券会社。
1株数百円から購入できる「LINE証券のいちかぶ」に加えて、最短翌営業日から取引可能な手軽さが魅力的である。
少ない資金から初めて株式投資するのであれば、LINE証券が使いやすいだろう。
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SBI証券

取引手数料(現物国内株) | ・スタンダードプラン…55円〜 ・アクティブプラン…1日の約定代金100万円まで無料 |
単元未満株 | 対応 |
利用できる非課税制度 | ・NISA ・つみたてNISA ・ジュニアNISA ・iDeCo |
IPO | 対応 |
主なサービス | ・Tポイント投資 ・FX ・CFD |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
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SBI証券は国内株式における個人取引シェアでNo.1の実績を持つ取引所。
1日の約定代金が100万円未満であれば手数料がかからないので、投資初心者にも使いやすい取引所として知られている。
さらに、普段のお買い物で貯まったTポイントを投資にも利用でき、利益はもちろん円で受け取れる。
日本株から海外株まで取り揃えている取引所でもあるので、投資中級者以上でも問題なく利用できるのは魅力的だ。
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PayPay証券

取引手数料(現物国内株) | 基準価格に0.5%か1.0%を乗じた価格 |
単元未満株 | 1,000円〜 |
利用できる非課税制度 | なし |
IPO | 1株から申し込み可能 |
主なサービス | ・ポイント運用 ・CFD ・誰でもIPO |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
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PayPay証券はAmazonやMicrosoftなどの米国でも名の知れたテック企業に「1,000円」から投資できる証券会社。
1,000円から有名企業に投資できるのであれば、投資初心者でもハードルが低め。
IPOには1株から申し込みできるのも特徴的で、少額から参加できれば当選機会もあがりやすい。
また、PayPay証券の利用者の70%は投資経験1年未満の投資初心者。
利用者の大半が投資初心者であることを踏まえると、初心者にも優しい証券会社であることがわかるだろう。
マネックス証券

取引手数料(現物国内株) | ・取引毎手数料コース…55円〜1,070円 ・一日定額手数料コース…1日の約定代金が100万円以下550円 |
単元未満株 | 対応 |
利用できる非課税制度 | ・NISA ・つみたてNISA ・ジュニアNISA ・iDeCo |
IPO | 対応 |
主なサービス | ・FX ・暗号資産 ・おまかせ運用 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
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マネックス証券は日本株から投資信託、米国株や金などさまざまな金融商品を取り揃えている証券会社である。
商品のラインナップの豊富さから、投資経験のある中級者以上の投資家が利用しているようだ。
実際にマネックス証券を利用している59%の人は「投資経験あり」と答えている。
以上のようにワンストップで投資に関するリスクヘッジをしたいのであれば、マネックス証券の利用を検討すると良いだろう
複数持ちにおすすめの証券会社のまとめ
この記事で重要だったポイントは以下の通り。
- 証券口座の複数持ちは投資の幅が広がり、リスクヘッジがしやすくなること
- 複数の口座からIPOに申し込めば当選しやすくなること
- 特定口座で複数の口座を開設していると、税金を過払いしてしまう恐れがあること
- スマホを中心に複数の口座で株式投資をしたい場合は、スマホ証券利用率No.1の実績を誇るであるLINE証券が使いやすい
証券口座の複数持ちは管理が複雑になる一方で、投資の選択肢が広がるメリットもある。
スマホ中心の生活となっている現代では、スマホでチャートを確認することもしばしばあるだろう。
そこで、スマホで株式投資に取り組むのであればLINE証券を利用を検討するのがよいだろう。
LINE証券はスマホ証券利用率No.1の実績を持ち、シンプルなデザインでスマホでも利用しやすい。
申し込みから最短翌営業日での取引も可能なので、この機会にLINE証券公式サイトを確認しておこう。
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