SBI VCトレードはSBIグループ傘下の仮想通貨取引所である。
2017年に設立された比較的新しい暗号資産取引所だが、SBIグループの子会社であることを活かし、着実に事業を拡大させている。
今回はSBI VCトレードのキャンペーンや概要、SBI VCトレードのメリット・デメリット、SBI VCトレードがおすすめの人、Twitter上の口コミなどについて紹介する。
- 2022年11月段階のSBI VCトレードのキャンペーンは全銘柄対象とした最大140万円相当の暗号資産プレゼントキャンペーンだ
- メリットは手数料が無料であることや貸コインサービス、積立サービスを利用できること
- デメリットは取扱銘柄が少ないことやメンテナンス中に取引できないことなど
- スマートフォンでの仮想通貨取引をしたい人や長期保有で利用料を得たい人に向いている
SBI VCトレードは各種手数料が無料で非常に使いやすい暗号資産取引所である。
現物取引とレバレッジ取引の両方が可能で、取引の幅が広いのが特徴だ。
サービス内容などを詳しく知りたい場合は、SBI VCトレードの公式サイトで確認するとよいだろう。
SBI VCトレードで開催中のキャンペーン
SBI VCトレードでは2022年11月18日現在、以下のキャンペーンを開催している。
- 【最大140万円】銘柄追加記念キャンペーン
【最大140万円】銘柄追加記念キャンペーン

SBI VCトレードでは新規銘柄の取扱い開始を記念して、全銘柄対象とした最大140万円相当の暗号資産をプレゼントするキャンペーンを実施中だ。
1銘柄ごとに最大10万円相当(合計140万円相当)の暗号資産がプレゼントされる。
対象となる暗号資産は、現物取引(販売所)における暗号資産全14銘柄だ。
・新規2銘柄:AVAX、MATIC
・既存12銘柄:BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK、ADA、DOGE、XLM、XTZ、SOL
興味を持った方はこの機会に、SBI VCトレードの公式サイトでキャンペーンやサービスの詳細を確認してほしい。
SBI VCトレードとは?

名称 | SBI VCトレード |
取扱通貨数 | 7種類 |
売買手数料 | 販売所手数料 無料 取引所手数料 メイカー:-0.01%、テイカー:0.05% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
提供サービス | 販売所 取引所 レバレッジ取引 貸コイン 積立 |
公式サイト | SBI VCトレードの公式サイト |
SBI VCトレードはSBI証券の100%完全子会社の暗号資産取引所である。
販売所・取引所といった暗号資産取引所としての基本サービスに加え、2倍のレバレッジ取引や貸暗号資産(貸コイン)サービスや積立サービスを提供している。
サービスの種類が豊富で非常に充実している暗号資産取引所だといえる。
SBI VCトレードの展開しているサービスの種類や取引ルールについて知りたい方はSBI VCトレードの公式サイトで確認するとよいだろう。
SBI VCトレードのメリット
SBI VCトレードにはどのようなメリットがあるのだろうか。
メリットを3点取り上げる。
- 手数料が無料である
- 貸コインサービスが利用できる
- 積み立てサービスが利用できる
手数料が無料である
1つ目のメリットは手数料が無料である点だ。
SBI VCトレードは販売所の手数料、入金・出金手数料が無料であり、取引所の手数料はテイカー手数料で0.05%と低水準に抑えられている。
それどころか、メイカーとなって価格情報を提供すればメイカー手数料が取引所から得られるのだ。
取引コストを非常に低く抑えられるのは大きなメリットといえるだろう。
貸コインサービスが利用できる
2つ目のメリットは貸コインサービスを利用できる点だ。

貸コインとはトレーダーが仮想通貨をSBI VCトレードに貸し出し、貸出数量や期間に応じて利用料を受け取れるサービスのことである。
貸出対象はSBI VCトレードで扱っている7種類すべてだ。
仮想通貨の長期保有を考えているのであれば、貸し出すだけで利用料が得られる貸コインサービスは非常に魅力的なサービスといえる。
積立サービスが利用できる
3つ目のメリットは積立サービスが利用できる点だ。

積立サービスの対象となるのはSBI VCトレードであつかっている7種類の仮想通貨すべてである。
積立金額は日本円で500円~200万円まで1円単位で指定できる。
仮想通貨に挑戦してみたいが、金額が大きい取引は躊躇してしまうという人でも少額の積み立てであれば手軽にチャレンジできるだろう。
このように、SBI VCトレードは暗号資産取引所として充実した機能を有しているといえる。
加えて、取引所では板取引で売買できるため、スプレッド方式よりもコストを抑えられる可能性がある。
取り扱っている仮想通貨の特色や取引手数料、貸コイン、積立などの詳細なサービス内容についてはSBI VCトレードの公式サイトで確認してほしい。
SBI VCトレードのデメリット
SBI VCトレードにはどのようなデメリットがあるのだろうか。
デメリットを3点取り上げる。
- 取扱銘柄が少ない
- メンテナンス中は取引できない
- 貸コインサービスを利用すると一定期間、仮想通貨が拘束される
取扱銘柄が少ない
1つ目のデメリットは取り扱い銘柄が少ない点だ。
2022年7月段階でSBI VCトレードが取り扱っている銘柄はビットコイン、リップル、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、チェーンリンク、ポルカドットの7銘柄だ。
近年は十数銘柄を扱う暗号資産取引所が少なくないことを考えると、SBI VCトレードの取扱銘柄は少ないと言わざるを得ない。
メンテナンス中は取引できない
2点目のデメリットはメンテナンス中は取引できない点だ。
定期メンテナンス (毎週水曜日:午前12時~午後1時)と臨時メンテナンスの際は取引ができない。
ただ、この点は他の暗号資産取引所も同様なので、それほど気にする必要はないだろう。
貸コインサービスを利用すると一定期間、仮想通貨が拘束される
3点目のデメリットは貸コインサービスを利用すると一定期間、仮想通貨が拘束される点だ。
貸コインサービスは一定期間、仮想通貨を暗号資産取引所に貸し出すサービスであるため、その間、貸し出した仮想通貨の売買はできない。
一度、貸コインサービスに申し込めば満期日まで引き出せないので注意が必要だ。
SBI VCトレードがおすすめな人
SBI VCトレードがおすすめなのはどのような人だろうか。
向いている2つのパターンについて紹介する。
- スマートフォンで仮想通貨の取引がしたい人
- 仮想通貨の長期保有を考えている人
スマートフォンで仮想通貨の取引がしたい人
スマートフォンで仮想通貨の取引がしたいなら、SBI VCトレードでの取引が向いている。

SBI VCトレードのスマホアプリはスマートなデザインで一目で状況を把握できる。
わかりやすさを追求したデザインであるため、仮想通貨取引に慣れていない初心者でも利用しやすいアプリである。
現在の損益状況についてもすぐに把握できるので、資金管理などがしやすいというメリットもあるのだ。
仮想通貨の長期保有を考えている人
仮想通貨の長期取引を考えている人もSBI VCトレードでの取引が向いている。
従来、「売り」から入れるレバレッジ取引を除き、仮想通貨の価格上昇以外に利益を上げる方法はありませんでした。
しかし、貸コインサービスを利用すると仮想通貨を取引所に預けているだけで利用料をもらえるのだ。
長期にわたって仮想通貨を保有したり、徐々に少額から仮想通貨を積み立てたい人にとって、SBI VCトレードは使いやすい暗号資産取引所だといえる。
SBI VCトレードは、販売所と取引所の両方の機能を持ち、貸コインや積立などのサービスも展開しているためサービスの幅が広く、利用しやすい暗号資産取引所である。
アプリも視認性に優れ使いやすいと評判だ。
初めて仮想通貨取引に参加する人が見ても「わかりやすい」と思える暗号資産取引所ではないでしょうか。
サービス内容や手数料、アプリについてはSBI VCトレードの公式サイトで確認するとよいだろう。
SBI VCトレードの評判/口コミ
Twitter上のbitbankの評判や口コミについて整理する
SBI VCトレード板取引ができるようになりました❤️
メイカーはマイナス手数料✨
オープンしたばかりというのもあって板が薄すぎるから、使い物にならないけど😂
これからに期待❤️
Twitter
取引所は迷わずSBI VCトレードにて。
元々株もずっとSBI VCだったし、日本のNFTマーケット買収してるし、デジタル系これから注力してるから。
SBIグループでまとめるという選択。
SBIは最近住友と正式に組んで好調だしね。
Twitter
SBI VCトレードの貸しコイン不成立になるんですがーーーー
3回目!!!
Twitter
板取引ができることやSBIグループの一員であることなどは高く評価されている。
しかし、取引所参加者が少なく板取引が成立しにくくなっている点や貸コインがなかなか成立しない点などについての不満が見られた。
ただ、これらの否定的な評価は新サービスに移行しているが故のものであり、今後は新サービスの導入や既存サービスの改善が期待される。
SBI VCトレードの取引方法やアプリ、展開しているサービスの具体的な内容についてはSBI VCトレードの公式サイトで確認してほしい。
SBI VCトレードに関するよくある質問
SBI VCトレードに関するよくある質問を3点取り上げる。
- SBI証券で暗号資産の取引はできるか?
-
SBI証券では暗号資産を取り扱っていない。
暗号資産を取引するならSBI VCトレードのアカウントを作成する必要がある。
- 日本円の出金にはどのくらい時間がかかるのか?
-
日本円の出金は、最長3銀行営業日かかる。
金融機関の状況によっては、より長い期間がかかる可能性があるので時間に余裕をもって出勤したほうがよい。
- 積立サービス利用時に銀行からの自動引き落としを選択できるか?
-
SBI VCトレードは銀行からの自動引き落としに対応していないため、事前に入金しておかなければならない。
SBI VCトレードの評判のまとめ
今回はSBI VCトレードの評判についてまとめた。
- 2022年7月段階のSBI VCトレードのキャンペーンは全銘柄対象とした最大140万円相当の暗号資産プレゼントキャンペーンだ
- メリットは手数料が無料であることや貸コインサービス、積立サービスを利用できること
- デメリットは取扱銘柄が少ないことやメンテナンス中に取引できないことなど
- スマートフォンでの仮想通貨取引をしたい人や長期保有で利用料を得たい人に向いている
SBI VCトレードは2022年6月にTaoTaoと完全に統合しサービスを充実させている最中の暗号資産取引所である。
2022年現在は手数料の優遇措置や20,000円分の食事券がもらえるサービスを実施中だ。
手数料が無料であることや貸コイン・積立に対応している点は大きなメリットだが、銘柄数の少なさはデメリットだ。
しかし、TaoTaoとの統合が一段落した2022年7月以降は、サービスのさらなる改善が図られるものと期待されている。
低コストで幅広い仮想通貨取引サービスをしたいと考えているなら、SBI VCトレードの公式サイトでサービス内容をチェックしてみるとよいだろう。