サクソバンク証券はデンマークのコペンハーゲンに本社を構えるオンライン銀行サクソバンクA/Sの子会社である。
2008年に日本に進出し、2009年から本格的に日本市場に参加した。
今回はサクソバンク証券のキャンペーンや概要、特徴、メリット・デメリット、サクソバンク証券での取引が向いている人などについて解説する。
- サクソバンク証券では紹介プログラムを実施中
- サクソバンク証券は外国株式、CFD取引、FX、先物取引などを取り扱っている外資系証券会社で日本での取引実績は10年を超える
- メリットは外国株式の手数料が安く、配当金再投資が利用でき、デモ口座を開設できること
- デメリットは国内株式の現物取引ができないことなど
- 幅広く海外株式投資をしたい人やFXやCFD取引もしたい人、約定力の高い証券会社で取引したい人はサクソバンク証券での取引に向いている。
- 低コストで取引したいならサクソバンク証券の公式サイトを参照してほしい
外資系であるサクソバンク証券は外国株式やCFD(差金決済取引)、FX(外国為替証拠金取引)に強みを持つ証券会社だ。
特に米国株式は6,000銘柄以上を取り扱っているため主要な株式のほとんどが売買可能である。
取り扱っている株式についてはサクソバンク証券の公式サイトで確認するとよいだろう。
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サクソバンク証券とは

名称 | サクソバンク証券 |
手数料 | FX・CFD取引:無料 米国株式・ETF:5米ドル ※手数料が5ドルを超える場合、取得金額の0.2% |
外国株 | 米国株、中国・香港株、アセアン株、欧州株 |
公式サイト | サクソバンク証券の公式サイト |
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サクソバンク証券は外資系の証券会社で外国株式やCFD取引を強みとしている。
特筆すべきは外国株式の取り扱い銘柄数で、米国、中国・香港、アセアン、欧州などの約11,000銘柄に及ぶ株式やETFを取り扱っている。
外国株式や国内・海外のETF(上場投資信託)取引を行いたいのであれば、サクソバンク証券の公式サイトで取扱商品を確認したほうがよいだろう。
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サクソバンク証券の特徴
サクソバンク証券にはどのような特徴があるのだろうか。
特徴を3点取り上げる。
- すでに日本市場で10年以上の取引実績を有している
- 外国株式の取り扱い銘柄数が多い
- 高機能取引ツールがある
すでに日本市場で10年以上の取引実績を有している
外資系でありながら、サクソバンク証券は日本市場に精通している。
サクソバンク証券の前身は三井物産フューチャーズエフエックス株式会社で2006年(平成18年)に創業し、2007年(平成19年)にアストマックスFX株式会社となった。
2009年(平成21年)、サクソバンク銀行がアストマックスFX株式会社を買収し、商号をサクソバンク証券に変更した。
その後、日本証券業協会への加入や株価指数・商品のCFDサービスを開始するなど10余年にわたって日本市場での実績を積み上げてきた。
そのため、外資系でありながら日本市場をよく知り、かつ、本来の強みである外国株式やCFDのサービスを展開するというグローバルな証券会社となったのだ。
外国株式の取り扱い銘柄数が多い

サクソバンク証券は米国株をはじめ、中国・香港、欧州など世界各地の株式を取り扱い、その銘柄数は11,000に達している。
日本で取引できる証券会社で、これほど多くの株式を取り扱っている証券会社は稀有だといえる。

また、世界各地で取引するサクソバンク証券のトレーダーによる取引情報の上位2通貨ペア、上位4CFD銘柄を掲示するなどワールドワイドで活動するサクソバンク証券ならではの情報提供も行っている。
高機能取引ツールがある

サクソバンク証券ではSaxoTraderGOとSaxoTraderPROの二つのツールを取りそろえている。
SaxoTraderGOはPCやスマートフォンといった複数のデバイスに対応したマルチデバイスな取引ツールで、画面構成がシンプルで見やすく直観的な操作を可能としている。
加えて、マーケットの転換点を通知するオートチャーティスト機能を搭載しトレーダーのチャート分析を支援する。
SaxoTraderPROはその名の通りプロ仕様の取引ツールで、板取引や歩み値、50以上のインジケーターを表示できるチャートなどが利用できる。
マルチディスプレイにも対応しているため多くの情報を必要とするプロトレーダーでも満足できるツールといえるだろう。
日本国内での株取引だけではなく、世界各国の株式や通貨(FX)、CFDなどを取引するなら外資系証券会社のもつ豊富な情報は非常に魅力的だ。
全世界で170か国80万人の顧客を持ち、欧州の120以上の銀行や機関投資家も利用するサクソバンク証券のプラットフォームは世界と直接取引したいと望む日本人にとって、非常に便利な仕組みだといえる。
サクソバンク証券の金融商品や情報について知りたい方はサクソバンク証券の公式サイトを参照されたい。
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サクソバンク証券のメリット
サクソバンク証券の持つメリットを3点紹介する
- 外国株式の取引手数料が安い
- 配当金再投資(DRIP)が利用できる
- デモ口座を利用できる
外国株式の取引手数料が安い
1つ目のメリットは外国株式の取引手数料が安いことだ。
手数料 | 最低取引手数料 | 最大取引手数料 | |
---|---|---|---|
サクソバンク証券 | 取引金額×0.2% | 5.0米ドル | 15.0米ドル |
楽天証券 | 取引金額×0.495% | 0ドル※1 | 22.0米ドル |
SBI証券 | 取引金額×0.495% | 0ドル※2 | 22.0米ドル |
※1 取引金額が2.22米ドルまで
※2 取引金額が2.02米ドルまで
取引手数料が安いことで定評がある楽天証券やSBI証券と比較してもサクソバンク証券の手数料は割安だ。
配当金再投資(DRIP)が利用できる
2つ目のメリットは配当金再投資(DRIP)を利用できることだ。
配当金再投資とは保有している株式の配当金を受け取らず自動的に再投資する仕組みであり、配当金から株式を購入する手間を省くことができる。
デモ口座を利用できる
3つ目のメリットはデモ口座を利用できることだ。
デモ口座は株取引・FX・CFD取引・先物取引などで利用できる。
これにより取引のルールやツールの使い勝手などトレーダーにとって一番知りたい利便性を体感できるのだ。
サクソバンク証券には以上のように3つのメリットがあるが、なんといっても米国株式の取引手数料が極めて安い点は非常に魅力的だといえる。
加えて、日経平均やS&P500といった指数、原油・金といった商品の指数などを対象とするCFD取引に対応しているのだ。
取り扱っているCFD銘柄は9,000にも及ぶため、外国株式の11,000と合わせるとほぼ無限といってもよい取引の組み合わせを試せるのもサクソバンク証券の長所といえるだろう。
サクソバンク証券の詳細についてはサクソバンク証券の公式サイトを参照してほしい。
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サクソバンク証券のデメリット
サクソバンク証券のデメリットを2点紹介する
- 国内株式の現物売買ができない
- 取り扱い銘柄数が多すぎる
国内株式の現物売買ができない
1つ目のデメリットは国内株式の現物売買ができないことだ。
サクソバンク証券では日本株式の現物を購入したり売却することはできない。
そのかわり、日経平均などの株価指数のCFD取引や約1,500銘柄の個別株のCFD取り引きが可能だ。
CRD取引は現物を保有せず、売買の差額だけをやり取りする決済方法である。
この手法を利用することにより現物よりも大きな取引や「売り」から入る信用取引も可能となるのだ。
ただし、現物取引よりもCFD取引の方がレバレッジがかかる分だけリスクがあり、資金管理に注意が必要だ。
取り扱い銘柄数が多すぎる
2つ目のデメリットは取り扱い銘柄数が多すぎることだ。
一般的に取り扱い銘柄数が多いことは選択肢が広がるので良いことだとされる。
しかし、あまりに選択肢がありすぎれば選定に時間がかかってしまうためタイムロスになりかねない。
銘柄数が多いことで惑わされず、自分が理解できる金融商品に絞って取引するのが肝心だ。
サクソバンク証券が向いている人
サクソバンクで証券での取り費が向いているのはどのようは人だろうか。
向いている3つのタイプについて紹介する
- 幅広く海外株式投資をしたい人
- FXやCFD取引もしたい人
- 約定力の高い証券会社で取引したい人
幅広く海外株式投資をしたい人
幅広く海外株式投資をしたい人はサクソバンク証券での取引に向いている。
米国株で6,000銘柄、中国・深圳・香港などアジア株で2,500銘柄、欧州株で2,000銘柄、そして380の外国ETFなど幅広い開国株式銘柄を扱っているのはサクソバンクの強みだ。
それらの株式を低コストで取引できるサクソバンク証券は海外投資をしたい人にとって無視できない存在といえるだろう。
FXやCFD取引もしたい人
FXやCFD取引もしたい人もサクソバンク証券での取引が向いている。
サクソバンク証券は海外株式のほかにFXやCFD取引も取り扱っているからだ。
FXでは米ドルやユーロ、ポンド、豪ドルといったメジャー通貨はもちろんのこと、チェコ・コロナ(CZK)やハンガリー・フォリント(HUF)、イスラエル新シュケル(ILS)、ポーランド・ズウォティ(PLN)などかなりマイナーな通貨も扱っている。
また、CFD取引では株価指数やコモディティ(商品)などを扱っている。
約定力の高い証券会社で取引したい人
約定力の高い証券会社で取引したい人もサクソバンク証券での取引に向いている。
約定力とは注文を成立させる力のことである。
約定力が高いということは、サクソバンク証券がトレーダーから受けた注文を高い確率で成立させていることを意味する。
サクソバンク証券はグローバルに活動するサクソバンク銀行の子会社であり、取り扱う金融商品の幅が広い。
FXやCFDでも他社が扱っていないような通貨や商品を取り扱ってきた実績がある。
この流動的な世界情勢で取引チャンスをつかむには、商品バリエーションが多いサクソバンク証券のような証券会社を調べるとよいだろう。
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サクソバンク証券の評判/口コミ
Twitter上のサクソバンク証券の評判や口コミについて整理する
米国株オプション取引ができるのは
現時点で僕の知る限りは
サクソバンク証券とインタラクティブ・ブローカーズ(IB)証券の2つ
IB証券は海外証券口座だから海外送金が必要だったり画面がプロ仕様で英語も多くて
僕には使いにくいから
サクソバンク証券を使っている。
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おはようございます😊利益おめでとうございます!😃
補足ですが、サクソバンク証券のオプションは、S&P500だけでなく、ほとんど全部のコモディティーも取引できますよ😊
私はS&P500専業ですが
Twitter
サクソバンク証券
売買手数料0.2%で楽天やSBIの半分以下
ただし最低手数料が5ドルなので、一度に2500ドルくらい買わないと手数料高い
少し気になる🤔
Twitter
米国株のオプション取引ができることや数多くの金融商品を扱っている点などが評価されている。
手数料については他の証券会社と比べても安い批評されているが、手数料負けしないためにもまとまった金額が必要なようだ。
とはいえ、米国株を取り扱う他の証券会社が軒並み0.5%弱であることを考えるとサクソバンク証券の手数料がかなり割安であることも理解できる。
低コストでの外国株式投資に興味があるなら、サクソバンク証券の公式サイトを見るとよいだろう。
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サクソバンク証券で開催中のキャンペーン
サクソバンク証券では「ご紹介プログラム」というキャンペーンを実施中だ。

内容はサクソバンク証券に口座を持っている人で、家族や友人に紹介し初回入金後30日以内に3回以上の取引が発生したら、紹介者に5,000円、紹介された家族や友人に4,000円キャッシュバックされるというものだ。
家族や友人になかに資産運用に興味がある人がいれば、利用したいキャンペーンである。
キャンペーンの適用条件などはサクソバンク証券の公式サイトを確認してほしい。
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サクソバンク証券に関するQ&A
- 入出金手数料はかかるのか?
-
入金手数料はクイック入金を利用する場合、サクソバンク証券が負担するので無料だ。
出金手数料は月3回まで無料だが、それ以上になるとトレーダーの負担となる。
- CFD取引で配当金を受け取れるのか?
-
買いポジションなら配当金を受け取れ、売るリポジションなら配当金相当額を支払わなければならない。
サクソバンク証券の評判/口コミのまとめ
今回はサクソバンク証券の評判や口コミについてまとめた。
- サクソバンク証券では紹介プログラムを実施中
- サクソバンク証券は外国株式、CFD取引、FX、先物取引などを取り扱っている外資系証券会社で日本での取引実績は10年を超える
- メリットは外国株式の手数料が安く、配当金再投資が利用でき、デモ口座を開設できること
- デメリットは国内株式の現物取引ができないことなど
- 幅広く海外株式投資をしたい人やFXやCFD取引もしたい人、約定力の高い証券会社で取引したい人はサクソバンク証券での取引に向いている。
- 低コストで取引したいならサクソバンク証券の公式サイトを参照してほしい
サクソバンク証券は外国株式などに強みを持つ外資系証券会社で日本での実績は10年以上だ。
外国株式手数料が安く、配当金再投資に対応しているなど低コストでの取引に優位性を持っている。
ただし、日本株の取引は手薄なので国内株式取引を中心に行いたいなら、別の証券会社を検討してもよいだろう。
とはいえ、外国株式の手数料の安さや高い約定力は非常に魅力的だ。
日本にいながら海外の有望な金融商品に投資したいと考えているなら、サクソバンク証券の公式サイトで扱っている金融商品の種類など詳細を調べたほうがよいだろう。
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