【仮想通貨】NEAR Protocol(NEAR)とは?今後の予想・将来性や価格推移を解説

NEAR Protocol

dAppsやDEXなど、さまざまなプラットフォームで活躍が目立つイーサリアム(ETH)

しかし、スケーラビリティ問題が発生してしまい、ガス代の高騰が顕著になってきた。

そこで、近年注目されつつあるのがイーサリアム・キラーと呼ばれる銘柄である。

なかでも「NEAR Protocol(NEAR)」と呼ばれるプロジェクトは仮想通貨の時価総額において30位以内を記録しており、イーサリアムを代替する可能性があるとして話題が尽きない。

今回の記事ではそんな「NEAR Protocol」について紹介していく。

この記事からわかること
  • NEAR Protocol(NEAR)はイーサリアム・キラーとして注目されていること
  • 独自のシャーディング機能によってスケーラビリティ問題の解決に取り組んでいること
  • ブロックチェーン同士の橋渡し的な役割を担う可能性があること
  • 2020年のメインネットをローンチして以来、右肩上がりの価格上昇を続けていたこと
  • NEAR Protocol(NEAR)はCoincheckで交換元通貨を購入して、海外取引所で交換して入手することができる

NEAR Protocolは利便性の高さから、今後の仮想通貨市場において利用される機会が多いだろう。

2022年6月時点では仮想通貨の相場にあわせて価格を下落してしまっているが、性能自体に問題が発生しているわけではない。

そのため、将来的には過去最高値となる20ドル付近にまで上昇する可能性もあり得る。

6月現在の価格が3ドルであることを踏まえるとおよそ7倍近い利益だ。

もし、NEAR Protocolの将来性に投資したいのであれば、各種手数料が無料であるCoincheckで交換元となる通貨を購入し、海外取引所で交換してみてはどうだろうか。

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目次

NEAR Protocol(NEAR)とは?

NEAR Protocol(NEAR)とは?
引用元:NEAR公式サイト
プロジェクト名称NEAR Protocol
ティッカーシンボルNEAR
価格(2022年6月時点)407.45円
時価総額(2022年6月時点)292,760,346,527円
時価総額ランキング(2022年6月時点)26位
公式サイトNEAR Protocolの公式サイト
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NEAR Protocol(NEAR)は2020年4月にメインネットをローンチさせた仮想通貨のプロジェクトである。

シャーディング機能を実装することにより、高速処理かつ低い手数料での取引を可能にしているのが特徴的だ。

そのため、従来のイーサリアム(ETH)が抱えていた「スケーラビリティ問題」の解決にも一役買っていることで知られている。

スケーラビリティ問題とは?
  • dAppsやDEXなどで利用する機会が増えてきたイーサリアムにおいて、ユーザー数の増加にあわせて手数料も高騰している問題
  • 手数料の高騰の他にも取引処理速度の低下も問題視されている

また、プロジェクトのゴール設定としてユーザー体験の質を高めて、何百万人もの人に新しい技術を体験してほしいと考えている。

実際に開発者がdAppsなどのプラットフォームを開発しやすいように、RustやAssemblyScriptなどの馴染みのある言語で構築されている。

比較的知られている言語でより多くの開発者が利用するようになれば、将来的には時価総額ランキングにおいてトップ10に食い込むことも夢ではない

NEAR Protocolの将来性を期待するのであれば、Coincheckなどの国内取引所で交換元の通貨を購入するのがよいだろう

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NEAR Protocol(NEAR)の基本的な特徴

NEAR Protocol(NEAR)の基本的な特徴は以下の通りである。

NEAR Protocol(NEAR)の特徴3選
  • ナイトシャード(Nightshade)と呼ばれる機能でスケーラビリティに対応
  • Rainbow BridgeによってERC規格のブリッジが手軽に
  • ブロックチェーンの互換性が高い

ナイトシャード(Nightshade)と呼ばれる機能でスケーラビリティに対応

ナイトシャード(Nightshade)と呼ばれる機能でスケーラビリティに対応
引用元:NEAR公式サイト

NEAR Protocol(NEAR)ではシャーディングの機能として「ナイトシャード(Nightshade)」を実装している。

シャーディングとは?
  • 仮想通貨におけるトランザクションをグループごとに分けて、並列して取引を処理すること
  • 検証作業を効率化することにより、トランザクションの高速化を可能にした

イーサリアム(ETH)の抱えるスケーラビリティ問題に対処するために生まれたのがシャーディングだ。

イーサリアムの計画では2023年にシャーディングを実装予定であるため、まだまだイーサリアムのスケーラビリティ問題が解決するのは先のことである。

そこで、NEAR Protocolではイーサリアムよりも早くシャーディングを実装することで注目を集めた

しかし、シャーディングの実装は複雑であるため時間がかかるのも事実。

そのため、NEAR Protocolでは以下の4フェーズに分けてシャーディングを実装していく。

フェーズ0Simple Nightshade…2021年11月にローンチ済み
フェーズ1Chunk-Only Producers…2022年1月ローンチ予定
フェーズ2Nightshade…2022年第3四半期ローンチ予定
フェーズ3Dynamic Resharding…2022年第4四半期ローンチ予定

以上のように段階的にシャーディングを実装予定ではあるが、すでにローンチ済みのフェーズも存在する。

今後も順調にシャーディングのプロトコルが実装されていけば、イーサリアム・キラーの代表銘柄として躍り出ることもあり得るだろう。

Rainbow BridgeによってERC規格のブリッジが手軽に

Rainbow BridgeによってERC規格のブリッジが手軽に
引用元:NEAR公式サイト

NEAR Protocol(NEAR)ではERC規格の仮想通貨をブリッジするために「Rainbow Bridge」と呼ばれるソリューションを用意している。

ブリッジとは?
  • 異なるブロックチェーンの仮想通貨を交換できるようにする手法
  • 仮想通貨を交換するまでの手順を省けるため、手数料の節約にもつながる

ERC規格の仮想通貨をブリッジできるようになると、多くの仮想通貨をNEARへと交換できる。

例えば、以下の銘柄がERC-20規格に該当する。

ERC-20規格の仮想通貨
  • テザー(USDT)
  • DAI
  • ラップドビットコイン (WBTC)
  • ユニスワップ(UNI)
  • 1INCHI
    など

以上のようにERC-20規格の仮想通貨はさまざまで、仮想通貨に関わっているとよく目にする銘柄ばかりだ。

仮想通貨市場に多く流通する通貨と互換性があれば、将来的には利用する機会も増えていくだろう。

NEARトークンの役割

NEAR Protocol(NEAR)ではNEARトークンが存在する。

NEARが持つ役割は以下の通りだ。

NEARトークンの役割
  • ガバナンス機能
  • 手数料
  • ステーキング

NEARは合意形成に「Thresholded Proof of Stake(TPoS)」というアルゴリズムを採用。

TPoSでは従来の「Proof of Stake」で問題視されていた、保有量に依存したアルゴリズム体制を改善している。

つまり、ステークに参加するすべての人が公平に意思決定に参加できるということだ。

何にせよステーキングができるのであれば、見逃す機会はもったいない。

海外取引所のなかにはNEARのステーキングを提供している取引所も存在し、年利20%以上を記録している場合もある。

NEARのステーキングに参加するには、国内取引所で交換元となる通貨を購入しなければならない。

そこで、国内取引所を利用する際はCoincheckが使いやすい

この機会にCoincheckを登録しておけば、NEARの取引に参加しやすくなるだろう。

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NEAR Protocol(NEAR)の価格推移 

NEAR Protocol(NEAR)のこれまでの価格動向は以下の通りだ。

NEAR Protocol(NEAR)の価格動向について
  • 〜2021年8月(上場後のボックス相場)
  • 〜2022年1月(最高値更新)
  • 〜2022年6月現在(下降相場)

〜2021年8月(上場後のボックス相場)

〜2021年8月(上場後のボックス相場)
引用元:Trading View

2020年10月に上場したNEAR Protocol(NEAR)は、以降長いあいだボックス相場が続く。

ボラティリティもそれほど乖離がなく、徐々に値上がりし始めたのは2021年に入ってからのこと。

2021年はNFTによってブロックチェーン技術が注目されるようになり、取引量が活発になったからNEAR Protocolの価格も上昇したのであろう。

同年2月以降も価格が上昇傾向ではあるものの、ブレイクするには程遠い。

〜2022年1月(最高値更新)

〜2022年1月(最高値更新)
引用元:Trading View

2021年上半期から力をつけてきたNEAR Protocol(NEAR)は、10月の後半頃からさらに価格上昇の傾向が強まってきている

考えられる原因は同年10月の終わりに「約910億円規模のファンドを展開」したことがあげられる。

「参考:DeFiのエコシステム発展へ Near Protocol、900億円規模のファンドを発表

900億円にものぼる巨額の資金を投入することにより、プロジェクトへの信頼性が向上。

多くの投資家たちが参加しコミュニティが強固になると、結果的に価格も上昇しやすい。

以降も順調に価格を上昇させたNEAR Protocolは2022年1月16日に最高値となる2,756.32円を記録

2022年に入り仮想通貨の地合いが良くないなか、強気な相場を見せることになった。

〜2022年6月現在(下降相場)

〜2022年6月現在(下降相場)
引用元:Trading View

2022年1月に最高値を更新したNEAR Protocol(NEAR)であったが、それ以降は下降相場が続く。

上記の直近3ヶ月のチャートを見てもらえば分かる通り、4月からは右肩下がりである。

やはり仮想通貨全体の相場が悪い影響からか、NEAR Protocolもつられるようにして価格を下落。

特に5月11日から12日にかけての下落は顕著で、半分程度にまで価値を落としている

とはいえ、2022年に入ってからの下降相場はNEAR Protocol自体に問題が発生しているためではない。

仮想通貨全体の印象が悪くなり、多くの投資家たちが手を引いてしまっているのが影響している。

そのため、NEAR Protocol自体の性能に問題はないため、将来性を見込んで今のうちに購入しておくのも1つの手段であろう。

NEAR Protocolの将来性を期待するのであれば、Coincheckで交換元となる通貨を購入し、取り扱いのある海外取引所で交換してみてはどうだろうか

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NEAR Protocol(NEAR)の将来性/今後の見通し

NEAR Protocol(NEAR)の将来性は以下の通りである。

NEAR Protocol(NEAR)の将来性や今後の見通しについて
  • イーサリアム・キラーとして台頭する
  • すでに利用事例は確認されている
  • 下落相場が続く可能性も

イーサリアム・キラーとして台頭する

今後ロードマップ通りに開発が進み、利用される機会が増えていけばイーサリアム・キラーとして台頭する可能性がある。

とはいえ、まだまだライバルが多いことも事実だ。

実際にイーサリアム・キラーとしてNEAR Protocol(NEAR)よりも上位の時価総額を記録している銘柄は以下の通り。

以上のようにイーサリアム・キラーとして活躍している銘柄は複数存在する。

NEAR Protocolがイーサリアム・キラーとして台頭していくためには、少なくとも以上の銘柄より利用機会が増えていかなければならない

すでに利用事例が確認されている

NEAR Protocol(NEAR)のブロックチェーンはすでに以下の利用事例が確認されている。

NEAR Protocolの利用事例プロジェクト名
DeFiプロジェクトProximity
NFTプロジェクトMintbase
DAOプロジェクトAstro

以上のように複数のプロジェクトでNEAR Protocolのブロックチェーンが利用されている。

今後も利用される機会が増えていけば、NEAR Protocolの存在価値も高まっていく可能性が高い。

下落相場が続く可能性も

今後NEAR Protocol(NEAR)の下降相場が続く可能性もゼロではない。

仮想通貨全体の相場が回復しなければ、NEAR Protocolのブリッジ機能を利用する機会も減ってしまう

すると、市場に存在する価値がなくなり、価格の下落が止まらなくなる恐れがある。

そのため、今後NEAR Protocolが上昇相場に転換するためには、仮想通貨全体の相場が回復しなければならない

とはいえ、2022年に入ってからの仮想通貨相場は長期的な調整期間と見る人も多い。

調整期間とは?

長期間に続く上昇相場に対して、下落相場が続くこと

特に仮想通貨自体の性能に問題があるわけではないため、調整期間が続いているうちにある程度仕込んでおくと、将来的な高騰も狙えるかもしれない。

そこで、調整期間中にNEAR Protocolを購入したい人は、まずはCoincheckで交換元の通貨を購入し準備を進めるのがよいだろう。

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NEAR Protocol(NEAR)に関するよくある質問

NEAR Protocol(NEAR)に関するよくある質問を2つまとめた。

NEARを入手する前に参考にしてほしい。

NEAR Protocol(NEAR)に関するよくある質問
  • 買い時はいつ?
  • 今後値上がりする可能性は?

買い時はいつ?

2022年に入り、下降相場が続く仮想通貨市場。

全体的に下降相場が続くなか、いきなり購入するにはリスクが大きすぎると考える人も多いだろう。

そこで、NEAR Protocol(NEAR)を購入する際はテクニカル分析を参考にしてほしい。

テクニカル分析とは?
  • チャートによる過去の価格傾向から将来の価格を推測する手法
  • 必ずしも過去の動向と一致するわけではないため注意も必要

特に仮想通貨相場は24時間注文できることから、チャートの動きが株式相場より激しい

過去の値動きを参考にしながらNEAR Protocolを購入すると、買い時もわかってくるだろう。

今後値上がりする可能性は?

2022年6月時点では400円程度の価値ではあるが、過去に2,700円もの価値を記録していることには変わりない。

同時点の仮想通貨の地合いが悪い影響で価格が落ち込んでいるものの、長期的な目線で見れば上昇を予想している人も少なくない。

実際に仮想通貨の価格を予想する「DigitalCoinPrice」では、2031年までに最大で16ドル以上(2022年6月時点のレートで2,159円以上)を記録するとの予測もたっている。

今後の仮想通貨相場によるかもしれないが、現在価格より値上がりする可能性は十分にあり得る。

NEAR Protocol(NEAR)のまとめ

ここまで以下のポイントを中心にNEAR Protocol(NEAR)についてまとめた。

この記事のまとめ
  • NEAR Protocol(NEAR)は2020年4月よりメインネットをローンチしていて、新しい技術を何百万人にも提供することを目指すプロジェクトである
  • ナイトシャード(Nightshade)と呼ばれるシャーディングを実装していて、高速かつ低い手数料での取引を可能にしている
  • 将来的に価格の上昇を予想しているサイトも存在すること
  • NEAR Protocol(NEAR)を購入するためには、Coincheckが使いやすい

NEAR Protocolは将来的にイーサリアム(ETH)に取って代わる存在になる可能性を秘めている。

調整期間の今のうちに購入しておくと将来的な高騰を狙えるかもしれない。

もしNEAR Protocolの購入を検討しているのであれば、交換元の通貨をCoincheckなどの国内取引所で購入し、海外取引所で交換することもできるため、公式サイトを確認しておこう。

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