急激な経済成長を遂げるインド。
投資先として検討する人が徐々に増えてきている。
インド市場はコロナショックで一時的な下落があったものの、V字回復を遂げ2022年はコロナ前より好調だ。
今後も人口増加や経済成長により株価上昇の期待が高まるインド株。
インド株が注目される理由や今後の見通し、今注目の銘柄について詳しく見ていこう。
- インドの高度経済成長はこれからが本番
- 人口増加や経済改革によりインド株への注目が集まっている
- インドの代表的な株価指数は右肩上がりに上昇中
- IT技術の発展やGDPの成長によりインド株の成長が期待されている
- インド市場に投資するならIG証券が使いやすい

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インド株が注目される理由
インド株は以下4つの理由から注目が集まっている。
- インドの高度経済成長はこれからが本番
- 人口増加とともに個人消費拡大が予想
- IT化の加速
- 経済改革により確実に進展
4つの理由を一つずつ詳しく見ていこう。
インドの高度経済成長はこれからが本番
世界の主要国の中でも経済成長の期待が高いインド。
経済成長の原動力の一つとして、生産年齢人口の高い伸びと総人口の増加が挙げられる。
しかし、一人当たりのGDPは2185ドル(2021年/IMF推計)と低く、平均年齢が28歳と若い。
そのため、インドの高度経済成長はこれからが本番と言われ、今後の成長に注目する投資家が多いのだ。
人口増加とともに個人消費拡大が予想
全世界2位の人口を誇るインドは、さらなる人口増加が予想されている。
2020年代後半には1位の中国を抜き、人口大国になると想定されているのだ。
人口増加とともに個人消費が拡大。
経済循環が活発になり、右肩上がりの経済成長が長期的に継続すると期待できるだろう。
経済改革により確実に進展
インド経済はモディ政権が発足された2015年以降、経済改革を順調に進めてきた。
メイク・イン・インディアなどの経済成長戦略や物品サービス税(GST)の導入を推進したことで、世界銀行が発表する「ビジネス環境ランキング」の2020年版では、63位にランクイン。
モディ政権発足前の142位に比べると、大きな成長と言えるだろう。
2019年のインド下院総選挙において発足した第二次モディ政権は、インド経済を継続的に成長させると期待が高まっている。
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インド株価の価格推移
インド株価の価格推移を確認するは、株価指数をチェックするのが重要だ。
そこで、インドの代表的な株価指数「SENSEX指数」と「NIFTY 50」の価格推移を確認していこう。
SENSEX指数
SENSEX指数はインド市場の代表的な株価指数だ。
インド共和国最大のボンベイ証券取引所に上場する銘柄のうち、流動性・取引規模・業種などを代表する30銘柄で構成。
金融と情報通信の比重が大きく、財閥系の企業が多いのが特徴だ。
過去6年(2017年~2023年)の価格推移
SENSEX指数の過去6年間の価格推移は、以下の通りだ。

2017年は28,000を推移していたが、2021年後半には58,000を超えるまで上昇。
6年で2倍以上の急成長を遂げており、飛躍的に経済が成長した証と言えるだろう。
2020年の一時的な下落は、ロックダウンの影響と考えられる。
インドでは2020年3月にロックダウンが始まり、段階的に解除が行われたのが6月から。
2020年6月のロックダウン解除から順調に回復し、コロナ前以上に成長したのはインド経済の力強さを表している。
2023年最新の価格推移
SENSEX指数の2023年最新の価格推移は、以下の通りだ。

一時的な下落はあるものの、51,000以上を安定的に推移している。
2022年3月の下落はロシアによるウクライナ侵攻の影響が大きい。
2022年6月に大きく下落したものの、製造業PMIが上昇したことで海外機関投資家が買い越しに転じた。
その後も右肩上がりに成長を続け、59,000前後を推移している。
NIFTY 50
NIFTY 50はインドを代表する株価指数の一つ。
インドのナショナル証券取引所に上場している銘柄のうち時価総額・流動性・浮動株価比率などの基準を用いて選定した50銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し数値化している。
過去5年(2017年~2023年)の価格推移
NIFTY 50の過去6年間の価格推移は以下の通りだ。

NIFTY 50の価格推移は、SENSEX指数とほとんど同じ動きをしている。
2020年のロックダウン時は大きく下落したものの、7月以降は復調。
その後は大きくポイントを伸ばしている。
2017年の9,000ポイントから約2倍の成長を遂げ、2021年後半には17,000ポイントを記録している。
2023年最新の価格推移
NIFTY 50の2023年最新の価格推移は、以下の通りだ。

2023年最新の価格推移もSENSEX指数に似た動きをしている。
2022年3月にはロシアによるウクライナ侵攻の影響で一時的に下落。
しかし、すぐに復調し4月には18,000ポイントを記録した。
その後はしばらく下落が続いたものの、製造業PMIの上昇による海外機関投資家の買い越しで上昇に転換。
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インド株の今後の見通し/将来性
インド株の今後の見通しは、以下の理由から右肩上がりに成長すると予想できる。
- 人口増加による経済成長が期待できる
- IT技術が急激に発展している
- GDPが成長し続けると予想される
インド株の成長が期待できる理由について、詳しく確認していこう。
人口増加による経済成長が期待できる
インド株の成長が期待できる理由の一つとして、人口増加が挙げられる。
UNFPA(国連人口基金)が発表した2022年版の世界人口白書(State of World Population)によると、インドの人口は14億660万人とされており、中国の14億4850万人に次ぐ2位となっている。
さらに、日本新聞の調査では2027年にインドの人口が世界1位になると予想。
2027年ごろにインドの人口は中国を上回り、世界最多になる。乳幼児死亡率の低下などでインドの人口は2050年代までは伸び続ける。
日本経済新聞:変わる人口地図(5)―インド、2027年に人口世界1に
人口増加の背景には、乳児死亡率の低下が関係している。
乳児が健康に成長することで人口が増え続けるため、インドは「人口ボーナス期」に突入したと言えるだろう。
過去に人口ボーナス期を迎えた日本は、株価が14.2倍まで上昇し中国では5.6倍まで上昇した実績がある。
つまり、人口が増加し続けている期間の株価は、大きく上昇することが期待できるのだ。
IT技術が急激に発展している
IT技術が急激に発展しているのもインドの特徴だ。
その証拠として、Google・Microsoft・IBM・AdobeのCEOはすべてインド人となっている。
他のIT企業でもインド人が幹部や役員を努めるケースが増えている。
これはインド全体としてIT技術に関する教育が盛んに行われ、IT発展を推進していることが理由だと言えるだろう。
優秀な人材を育成するためのインターン施設や研究所の開発も進んでおり、国としてIT技術の発展に力を入れているのだ。
このようなIT技術の発展は、インド企業全体を底上げし株価の上昇につながるだろう。
GDPが成長し続けると予想される
GDPが成長し続けていることも、インド株の成長が期待できる理由の一つだ。
インド統計・計画実施省(MOSPI)によると、2021年度(2021年4月〜2022年3月)のGDP成長率は8.7%と推定。
コロナの影響をほとんど受けていない2019年のGDPを上回ったのが特徴だ。
2020年はコロナの影響を受けてマイナスとなっているものの、2022年にはV字回復を果たした。
この結果は、日本や米国、新興国を上回る成長となっており、今後のGDP成長も期待されている。
成長し続けているインド市場に投資するなら、今がチャンスかもしれない。
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NIFTY 50はインド市場全体の影響を受けて価格変動するため、市場全体の成長が期待できるインド株に投資するなら最適の方法と言えるだろう。
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インド株のリスク
2023年以降は大きな成長率が期待できるインド株だが、短期的には下落するリスクも充分考えられる。
- 新興財閥アダニの不正疑惑
- 米金利上昇長期化の懸念
- 中国との衝突リスク
予想されるリスクについて詳しく見ていこう。
新興財閥アダニの不正疑惑
2023年3月現在、インドの新興財閥であるアダニグループは不正疑惑で揺れている。
米投資会社「ヒンデンブルグ・リサーチ」が、アダニグループが長期にわたって株価操縦や、タックスヘイブンを利用した不正会計があったというレポートを2023年1月に発表した。
アダニグループを率いるアダニ氏は、3年で時価総額を9倍にした敏腕の経営者であり、現インド政権とも密接なつながりがある。
2023年前半は不安定に推移しているインド株だが、下落の要因はこの不正疑惑が大きな影響を与えていると考えて良いだろう。
足元でインド政府当局は介入に動く姿勢を見せており、2023年の動向が注目されている。
米金利上昇長期化の懸念
2022年はアメリカがインフレを抑制するために段階的な利上げに踏み切った。
2023年に入り利上げペースは鈍化すると考えられていたが、米パウエルFRB議長は利上げ継続を示している。
インドのIT企業はアメリカの企業を顧客として抱えている企業が多く、アメリカ経済の懸念はインド株にも大きな影響を与えるだろう。
アメリカで段階的利上げが長期化して景気後退の可能性があれば、短期的にインド株も連動して下落する可能性も否めない。
中国との衝突リスク
インド株はインド情勢だけではなく、世界情勢に左右されやすいという側面を持つ。
また、世界2位のGDPを誇る中国との対立には注目せざるを得ないだろう。
インドと中国はたびたび衝突をしており、直近では2022年12月に山岳部の係争地帯で衝突があった。
経済大国の両国で関係がこれ以上悪化するようなことがあれば、今後インド経済や株式にも悪い影響を与えかねないだろう。
今後、中国とインドの対立にも目を見張っておく必要がある。
インド株の注目銘柄
インド株に投資するなら、注目すべきは以下3つの銘柄だ。
- インフォシス(IT・ソフトウェア業)
- HDFCバンク(銀行業)
- ヴェダンタ(総合資源)
- 野村インド株(投資信託)
一つずつ詳しく確認していこう。
インフォシス(IT・ソフトウェア業)
インドの急激な経済成長を支えている産業の一つとして、IT・ソフトウェア業はなくてはならない存在だ。
中でも注目すべきは、大手ソフトウェア受託開発企業「インフォシス」だろう。
インフォシスは世界で最も倫理的な企業に2年連続で選出されるなど、世界的な企業として注目度も高い。
AI技術を用いた生産性の向上やカスタマーエクスペリエンス向上のサポート、将来のデジタル化に対応できる人材育成を行なっている。
将来性が期待できる産業の中で、最前線を走る企業として注目しておくべきだろう。
HDFCバンク(銀行業)
HDFCバンクはインドを代表する商業銀行の一つ。
ローンや資産運用に加えて、ライフスタイルに合わせた「プレミアムバンキング」や「別荘」といった富裕層向けのサービスも展開。
高度経済成長期は銀行を利用して資産拡大を狙う個人が増えるため、銀行業に投資することで大きなリターンが得られる可能性は高いだろう。
さらに、企業も積極的に融資を利用し、事業拡大を狙うはずだ。
個人と企業の利用者増加が予想される銀行業は、高度経済成長に合わせて急激な成長が期待できる業界の一つと言えるだろう。
ヴェダンタ(総合資源)
ヴェダンタは世界に天然資源を提供する総合資源会社だ。
主にインド・アフリカ・アイルランド・オーストラリアで鉱物・石油・ガスの抽出を行い、グローバルに展開。
さらに、持続可能なエネルギー開発や天然資源を通じた長期的な価値の創造を目的としているのが特徴だ。
資源の提供は多くの産業・生活に必要不可欠なため、シェア拡大とともに利用者の増加と企業成長が期待できる。
野村インド株(投資信託)
野村インド株は、新興国株式の投資信託だ。
主にインドの株式で構成されている投資信託で、2005年から2022年まで370%と驚異的なリターンを記録している。
個別の銘柄ではないが、現在に至るまで多くの資金を集めており、複数のインド株へ分散式で投資できる点が魅力だ。
インド株に投資したいがリスクを抑えたい場合には、IG証券での投資がおすすめだ。
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インド株投資におすすめの証券会社
インド株投資におすすめの証券会社は以下の2つだ。
それぞれの特徴を確認していこう。
IG証券

取引手数料 | 銘柄ごとにスプレッドが設定 |
インドADR | – |
インドETF | – |
外国株 | 20カ国以上 |
公式サイト | IG証券の公式サイト |
IG証券は17,000以上の金融商品を取り扱う世界的な証券会社だ。
特にCFD取引では世界No.1プロバイダーに認定され、株式や債権、株価指数などに幅広く投資できる。
インドを代表する株価指数「NIFTY 50」への投資が可能となっており、個別銘柄より低リスクで投資できるのが特徴だ。
長期的な成長が期待できるインド市場に投資するなら、リスクを抑えて長期間投資できる銘柄がおすすめだ。
つまり、IG証券がインド市場への投資に適した証券会社と言えるだろう。
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SBI証券

取引手数料 | 約定金額の0.495%~ |
インドADR | 8本 |
インドETF | 7本 |
外国株 | 9カ国 |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
SBI証券は国内株や外国株、投資信託など、数多くの金融商品に投資できる証券会社だ。
インド株はADRとETFがあり、注目銘柄として紹介した以下3つすべてに投資できる。
- インフォシス(IT・ソフトウェア業)
- HDFCバンク(銀行業)
- ヴェダンタ(総合資源)
さらに、提携銀行である「住信SBIネット銀行」を経由して投資すれば、為替手数料を抑えることが可能。
低コストで注目のインド株に投資するなら、SBI証券がおすすめだ。
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インド株に関するよくあるQ&A
- インドの財政は安全?
-
必ずしも安全とは言い切れない。
不安定な経済状況だからそこ投資チャンスではあるが、リスクが伴うことも理解しておく必要がある。
- インドは貧しい国ではないの?
-
急成長を遂げているインドだが、国民の生活は裕福とは言えない。
実際に一人当たりのGDPは2185ドルとなっており、日本に比べると20分の1以下だ。
ただし、インドのGDPは年々上昇を続けているため、国として成長しているのは間違いないだろう。
- インド株は稼げる?
-
インド株は今後高い成長率が予測されている。
しかし、必ずしも儲かるというわけではない。
地政学リスクや世界経済のリスクなどが、今後インド株の価格を下げる要因となる可能性もある。
投資する際は生活に支障をきたさない資金の範囲で、少額でリスクの低い投資を心がけると良い。
インド株のまとめ
この記事では、インド株が注目される理由や今後の見通しについて徹底解説した。
人口増加や経済成長が進むインドは、これから高度経済成長の本番を迎えると予想されている。
まだ急激な経済成長を迎えていないので、投資するなら今がチャンスと言えるだろう。
ただし、企業や業界によっては成長スピードが遅い場合もあるので、しっかり情報を集めたうえで投資することが重要だ。
- インドの高度経済成長はこれからが本番
- 人口増加や経済改革によりインド株への注目が集まっている
- インドの代表的な株価指数は右肩上がりに上昇中
- IT技術の発展やGDPの成長によりインド株の成長が期待されている
- インド市場に投資するならIG証券がおすすめ
インド株に投資するなら、CFD取引でインドの代表的な株価指数NIFTY 50に投資できるIG証券がおすすめだ。
CFD取引を検討されている方は、この機会にIG証券で口座開設することをおすすめする。
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