日本国内における仮想通貨取引所は「暗号資産交換業者」と呼ばれ、金融庁が管轄する許認可制となっている。
本記事執筆時点では30の国内取引所があり、ユーザーである我々にとっては、選択肢が増え、嬉しい状況である。
一方、仮想通貨にまつわる手数料設定については、各取引所が独自に設定していることも有り、「分かりにくい」「調べるのが億劫だ」と感じられる方もいるのでは無かろうか。
今回は、一覧表を差暗唱しながら「仮想通貨取引の手数料」に関して詳細に解説していく。
- 仮想通貨取引所の手数料の一覧表
- 仮想通貨の手数料とは何か
- 各仮想通貨取引所の手数料の違い
- 仮想通貨の手数料を抑える方法
Coincheckは取引所・販売所手数料が無料で、初心者でも安心して使うことができる。
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仮想通貨取引所の手数料比較一覧表
まずは、国内取引所7つの手数料を一挙に比較してみよう。
取引所によっては、ビットコイン(BTC)とアルトコインで手数料を分けている場合もあるため、ここではビットコイン(BTC)を例に挙げて解説する。
仮想通貨取引所の手数料比較一覧表
取引手数料 | 入金手数料 | 出金手数料 | 送金手数料 | スプレッド | |
---|---|---|---|---|---|
Coincheck | 販売所:無料 取引所:メイカー、テイカー共に0% | 0から1018円 (銀行振込手数料は別途負担) | 407円 | 0.0005BTC (約1,400円) | 有り (0.1から5.0%) |
LINE BITMAX | 無料 | 無料 (銀行振込手数料は別途負担) | 110から400円 | 0.001BTC (約2,800円) | 有り |
bitFlyer | 販売所:無料 取引所:0.15% (直近30日位の取引量が10万円未満の場合) | 0から330円 | 220から770円 | 0.0004BTC (約1,120円) | 有り |
DMM Bitcoin | 無料 | 無料 (銀行振込手数料は別途負担) | 無料 (銀行振込手数料は別途負担) | 無料 (マイナーへの手数料は別途負担) | 有り (Bitmatch注文により、スプレッドを抑えた仲値価格で取引可) (Bitmatch取引の手数料は、0.001BTCにつき37円) |
GMOコイン | 販売所:無料 取引所: メイカー:-0.01% テイカー:0.05% | 無料 (銀行振込手数料は別途負担) | 0から400円 | 無料 (マイナーへの手数料は別途負担) | 有り |
BITPOINT | 無料 | 無料 (銀行振込手数料は別途負担) | 無料 (銀行振込手数料は別途負担) | 無料 (マイナーへの手数料は別途負担) | 有り |
bitbank | 販売所:無料 取引所: メイカー:-0.02% テイカー:0.12% | 無料 | 550円 770円 (3万円以上) | 0.0006 BTC (約1,680円) | 有り |
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仮想通貨の手数料とは
仮想通貨の手数料とは、一体何を指すのだろうか。
ここで、仮想通貨取引にまつわる4つの手数料について、1つ1つ解説する。
- 取引手数料
- 入金手数料
- 送金手数料
- スプレッド
取引手数料
1つ目は取引手数料である。
取引手数料とは、「仮想通貨を入手する際に掛かる手数料」のことである。
手元の日本円を、何らかの仮想通貨に交換する際に、取引所側に支払う手間賃のような位置付けだ。
日本円を仮想通貨に交換する手段としては2種類あり、設定されている手数料が異なるケースが多いことにも留意されたい。
- 販売所形式
- 取引所形式
販売所形式とは、相対取引、OTC(Over The Counter)取引とも呼ばれ、仮想通貨取引所が事前に一定量の仮想通貨を仕入れておき、その仕入れた通貨を、ユーザーが日本円と交換する形式の事である。
一方、取引所形式とは、別名板取引とも呼ばれる、取引所内のユーザー、つまり売り手と買い手が直接交換する形式のことだ。
簡単に言うと、販売所形式は取引所運営会社から、取引所形式は通貨を売りたいユーザーから入手することが違いである。
ほとんどの取引所では、販売所形式よりも取引所形式の方が手数料が安く設定されている。
入出金手数料
2つ目は入出金手数料である。
入出金手数料とは、「仮想通貨取引所に日本円を入金、出金する際に掛かる手数料」のことだ。
どの取引所も銀行振込に対応しており、一部の取引所は手数料を取らない独自の入出金の仕組みや、コンビニ入金などの方法を設け、ユーザーの利便性向上に励んでいる。
見るべきポイントは、銀行振込手数料以外に、取引所側が徴収する手数料の有るかどうかだ。
仮想通貨取引所の視点で見ると、ユーザーにはより多くの資金を入金して欲しいため、取引所側が徴収する入金手数料は無料である場所が多い一方、出金は抑制したいため、銀行振込手数料に加えて、取引所側に支払う手数料を設けている取引所もある。
送金手数料
3つ目は送金手数料である。
送金手数料とは、「仮想通貨を、他の仮想通貨取引所に送金する際に支払う手数料」の事だ。
「入出金手数料」と同様、仮想通貨取引所としては、ユーザーに少しでも多く、長く仮想通貨を保管してもらいたいため、送金手数料を設けることで、出金を抑えたい意図がある。
一方、他の取引所との差別化のため、送金手数料は無料にしている場所もある。
注意点としては、取引を確定させるために、マイナー(ノード)に支払う決済手数料は別に掛かるということだ。
この決済手数料は、選択する通貨によって異なるため、取引所を選ぶ際には、その取引所は送金手数料を課しているかに注目すると良いだろう。
スプレッド
4つ目はスプレッドである。
スプレッドとは、仮想通貨の市場価格と、ユーザーが売ろうとしている、もしくは買おうとしている価格との間の差のことである。
選択した取引所における、その通貨を売り買いしたい人が多いほど、スプレッドは小さくなり、逆に売り買いしたい人が少ないほど、スプレッドが大きくなる。
一般的に、販売所形式のスプレッドは大きく、取引所形式のそれは小さいことが特徴だ。
スプレッドの難点は、上述した手数料のように、具体的な値や%は公開されておらず、取引画面を開いて確認するしか無い、という点だ。
Coincheckは国内トップクラスの取り扱い銘柄を誇り、アプリの使いやすさにも定評があるため、公式サイトを確認しておこう。
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仮想通貨取引所の手数料
ここで、日本国内の各仮想通貨取引所の手数料について、1つずつ掘り下げていく。
Coincheck

現物取引(銘柄数) | 18種類 |
レバレッジ取引 | 非対応 |
最小取引数量 | 0.005BTCかつ500円相当額 |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:メイカー、テイカー共に0% |
入出金手数料 | 入金手数料:0から1018円 (銀行振込手数料は別途負担) 出金手数料:407円 ※コンビニ入金、クイック入金は受付一時停止 |
送金手数料 | 0.0005BTC (約1,400円) |
公式サイト | Coincheckの公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
Coincheckの最大の魅力は、その仮想通貨取扱数である。
18種類もの通貨を1箇所で入手できる上、2021年よりIEO(Initial Exchange Offering)事業への強化を表明したため、今後も継続した取扱コイン数の増加が見込まれる。
多様な種類のコインを、上場直後、タイミングを逃さずすぐに入手したいという方は、アカウントを持っておいて損はないだろう。
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LINE BITMAX

現物取引(銘柄数) | BTC(ビットコイン) ETH(イーサリアム) XRP(リップル) BCH(ビットコインキャッシュ) LTC(ライトコイン) LN(リンク) |
レバレッジ取引 | 2倍(売りのみ) |
最小取引数量 | 1円相当額より可 |
取引手数料 | 無料 |
入出金手数料 | 入金手数料:無料 (銀行振込手数料は別途負担) 出金手数料:110円(LINE Pay)、400円(銀行振込) |
送金手数料 | 0.001BTC (約2,800円) |
公式サイト | LINE BITMAXの公式サイト |
関連記事 | LINE BITMAXの評判 |
LINE BITMAXは、入金関連の手数料が無料であること、シンプルであることが魅力の取引所だ。
日本円を入金し、仮想通貨を取引する際に掛かる手数料は無料となっており、LINE Payからの出金なら110円しか掛からないことも嬉しい仕様である。
また、上場されている通貨は6種類に厳選されているため、毎月決まった通貨で入手をするのみで、取引所間での送金はあまり行わない、というスタイルの方に適した仕様と言える。
コツコツ仮想通貨を積み立てたいという方にとっては、2つ目の国内取引所のアカウントとして持っておいても損がないので、一度LINE BITMAXの公式サイトをご覧になってみると良いだろう。
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BitFlyer

現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(14銘柄) 取引所形式:○(7銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | ○(ビットコインのみ) |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.00000001BTC 取引所形式:0.001BTC レバレッジ取引:0.01BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) 取引所形式:約定数量×0.01~0.15% レバレッジ取引:無料(スワップ手数料あり) |
入出金手数料 | 入金手数料:0から330円 出金手数料:220から770円 |
送金手数料 | 0.0004BTC (約1,120円) |
公式サイト | bitFlyerの公式サイト |
関連記事 | bitFlyerの評判・口コミ |
bitFlyerは、日本国内でビットコインの取引高がNo.1*を誇る取引所である。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
また、少額投資ができることも特徴で、ビットコインを含む、全ての仮想通貨が1円から取引可能だ。
手数料については、いずれも他の取引所より多少かさむものの、bitFlyerや顧客が保有するビットコイン(BTC)は、全てコールドウォレットにて保管するというセキュリティの高さは大きな魅力である。
小さな額からの投資を始めたい、セキュリティの高い取引所にこだわりたい、という方には最適な取引所なので、気になる方はbitFlyerの公式サイトをご覧になって頂きたい。
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DMM Bitcoin

現物取引(銘柄数) | 販売所:18銘柄 |
レバレッジ取引(銘柄数) | 25銘柄 |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.0001BTC レバレッジ取引:0.01BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) レバレッジ取引: 無料(スプレッド、レバレッジ手数料あり) ※BitMatch注文を除く |
入出金手数料 | どちらも無料 (銀行振込手数料は別途負担) |
送金手数料 | 無料 (マイナーへの手数料は別途負担) |
公式サイト | DMM Bitcoinの公式サイト |
関連記事 | DMM Bitcoinの評判 |
DMM Bitcoinの魅力は、やはり取引手数料(※BitMatch取引手数料を除く)、入出金手数料、そして送金手数料の4つが無料であることだ。
また、前述の通りBiMatch注文により、スプレッドを抑えた取引も可能なため、DMM Bitcoinのアカウント外に仮想通貨を出金しないなら、負担するのは入金時の銀行振込手数料のみと、手数料を節約した取引には最適の取引所と言えるだろう。
2022年6月からは、日替わりでスプレッド縮小キャンペーンも実施中なので、一度DMM Bitcoinの公式サイトにアクセスしてみると良いだろう。
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※キャンペーン期間: 2022年8月1日(月)7時00分~2023年2月1日(水)6時59分
GMOコイン

現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(14銘柄)取引所形式:○(5銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | 販売所形式:○(10銘柄)取引所形式:○(5銘柄) |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 現物取引(販売所形式):0.00005 BTC 現物取引(取引所形式):0.0001BTC レバレッジ取引(販売所形式):0.01BTC レバレッジ取引(取引所形式):0.01BT |
取引手数料(ビットコインの場合) | 現物取引(販売所形式):無料(スプレッドあり) 現物取引(取引所形式):Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引(販売所形式):無料(スプレッド、レバレッジ手数料あり) レバレッジ取引(取引所形式):無料(レバレッジ手数料あり) |
入出金手数料 | 入金手数料:無料 (銀行振込手数料は別途負担) 出金手数料:0から400円 |
送金手数料 | 無料 (マイナーへの手数料は別途負担) |
公式サイト | GMOコインの公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判 |
GMOコインは、手数料の安さ、取扱コイン数の多さ、どれを取っても遜色なく、総合的にバランスの取れた取引所と言えるだろう。
取引所形式のMaker手数料は-0.01%と、うまくMaker取引を活用すれば、手数料が掛かるどころか収益を得られることは見逃せない。
レバレッジ取引にも対応し、出金手数料も比較的安く設定されているため、デイトレードなど、頻繁に取引と入出金を行うユーザーにはうってつけの取引所と言えるだろう。
BITPOINT

現物取引(銘柄数) | 販売所形式:13種類 取引所形式:9種類 |
レバレッジ取引 | 非対応 |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 500円相当額 |
取引手数料(ビットコインの場合) | 無料 |
入出金手数料 | どちらも無料 (銀行振込手数料は別途負担) |
送金手数料 | 無料 (マイナーへの手数料は別途負担) |
公式サイト | BITPOINTの公式サイト |
BITPOINTは、証券会社を保有するSBIホールディングスが出資を行う国内取引所である。
4つの手数料全てが無料であることや、JMY(ジャスミー)やDOT(ポルカドット)といった、国内取引所では取扱の少ない通貨をいち早く上場させるなど、ユニークなコインの取扱が特徴である。
申請後、最短だと当日に取引が開始できるスピーディーな本人確認も行っており、とにかく手数料を抑えたい、他の取引所にはない独自のコインを取引したいという方には相性の良い取り引き所であろう。
bitbank

現物取引(銘柄数) | 販売所形式:15種類 取引所形式:16種類 |
レバレッジ取引 | 非対応 |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.00000001 BTC 取引所形式:0.0001 BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所:無料 取引所: メイカー:-0.02% テイカー:0.12% |
入出金手数料 | 入金手数料:無料 出金手数料:550から770円 |
送金手数料 | 0.0006 BTC (約1,680円) |
公式サイト | bitbankの公式サイト |
関連記事 | bitbankの評判 |
bitbankは、取引所形式に力を入れる人気の国内取引所である。
販売所形式が15銘柄に対し、取引所形式が16銘柄と、他の国内取引所とは異なり、販売所形式での取扱銘柄数の方が多いことが特徴だ。
レバレッジ取引には非対応なものの、取引所形式のメイカー・テイカー手数料が、低く抑えられており、現物取引をメインに使う方にとってはありがたい手数料設定である。
また、日本国内で初めて、イーサリアムのレイヤー2ソリューションであるPolygon(MATIC)を上場させた取引所でも有り、銘柄選定にも独自性を持つ取引所でもある。
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取引手数料を安く抑える方法
次に、取引所手数料を安く抑える方法について、解説する。
ここまでの内容で、「各種手数料が安い取引所を選ぶ」ことの重要性は述べてきたので、今回はそれ以外の3つの方法について言及する。
- 取引量の多い取引所、通貨を選択する
- 販売所形式ではなく取引所形式を利用する
- まとまった金額で入金、取引する
取引量の多い取引所、通貨を選択する
1つ目が、取引量の多い取引所、通貨を選択することだ。
取引量が多いと、それだけ売りたい人、買いたい人が多いことを意味するため、スプレッド(売値と買値の価格の差)が小さくなるからである。
また、通貨の取引量、つまり流動性もスプレッドに影響を与える。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のようなメジャーな通貨は取引を求める人も多くいるため、スプレッドは小さくなる一方、アルトコインは上記2つの通貨よりも、スプレッドが大きくなりがちである。
実際のスプレッドは、取引画面の売値と買値を比較することで確認できる一方、スプレッドの心配を最小限にするには、取引量の多い取引所と通貨を選択することが賢明と言えるだろう。
販売所形式ではなく取引所形式を利用する
取引手数料を安く抑える方法の2つ目は、販売所形式ではなく取引所形式を利用することだ。
取引所の運営会社が直接ユーザーに販売する販売所形式では、「取引手数料」は無料を謳っている取引所がほとんどであるものの、スプレッドが高く設定されており、実際に通貨を入手する金額は、市場価格よりも高くなってしまうことが多い。
この点、取引所形式だとこのスプレッドは低く抑えられる上、取引手数料も1.0%以下と、大きな金額が掛からない取引所ばかりである。
メイカーやテイカーといった見慣れない用語や、赤と緑のグラフが並ぶオーダーブックなど、一見難しそうに見える取引所形式は、数回取引を行えば慣れ、簡単に取引ができるようになる。
手数料を抑えた取引を希望するなら、早めに取引所形式に慣れたほうが得策と言えるであろう。
まとまった金額で入金、取引する
取引手数料を安く抑える方法の3つ目は、なるべくまとまった金額を入金し、取引することだ。
各手数料は1回1回に課されるため、一度に取引する数量が多いほど、合計金額に占める手数料額は相対的に少なくなるのである。
日本円入金手数料を例に挙げると、合計金額に関係なく手数料が決まっているため、1回の入金額は多いほうが得である。
また、bitFlyerのように、直近30日の取引額が増えるほど取引手数料の料率が下がる場合や、GMOコインやbitbankなどのように、メイカー手数料の%がマイナスとなり、1回の取引量が多いほど、得られる収益が多くなる場合もある。
このように、1度に取引する量はなるべく増やしたほうが、手数料も抑えられると言えるだろう。
Coincheckは取引所・販売所の手数料が無料なだけではなく、取り扱い銘柄の豊富さやアプリの使いやすさにも定評があるため、この機会に公式サイトを確認しておこう。
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仮想通貨取引所の手数料に関するよくある質問
最後に、仮想通貨取引所の手数料に関するよくある質問を見ていくこととする。
- アカウントの維持手数料は掛かるか。
- 仮想通貨の送金手数料とは何を指すか。
- 仮想通貨の保管に手数料は掛かるか。
アカウントの維持手数料は掛かるか。
多くの国内取引所が、アカウントの維持手数料は無料としている。
個人情報を多くの取引所に晒すことにはなるものの、それを厭わない方であれば、複数の取引所にアカウントを開設しておいても、損は無いであろう。
仮想通貨の送金手数料とは何を指すか。
ブロックチェーンの承認手数料である。
言い換えると、マイナーやノードが、ブロックの承認を行う代わりに得る報酬のことで、取引所がどこであろうと、通貨によって掛かる費用である。
取引所によっては、このブロックチェーンの承認手数料に加えて、取引所に支払う仮想通貨送金手数料がある場合もあるので、注意が必要だ。
仮想通貨の保管に手数料は掛かるか。
仮想通貨の保管に手数料を課す取引所は、今の所ない。
よって、入手した仮想通貨を取引所内のウォレットに保管する時は、手数料を気にせず、必要に応じて出金を行うと良いだろう。
仮想通貨取引所の手数料のまとめ
今回は仮想通貨取引所にまつわる手数料について、解説してきた。
- 手数料で選ぶなら、各種手数料が安くスプレッドも抑えられるDMM Bitcoinが良い
- 仮想通貨に関する手数料には、取引手数料、入出金手数料、送金手数料、スプレッドがある
- 取引量の多い取引所、通貨を選択することで、スプレッドを抑えられる
- 販売所形式ではなく取引所形式を選ぶことでも、低いスプレッドで取引可能
- まとまった金額で入金、取引することで、都度掛かる手数料額を低減させることができる
いくつも取引所があり、手数料の設定も各取引所で異なるため、仮想通貨にまつわる手数料は、調べるのが億劫になりがちな事柄である。
ただ、1回あたりの金額は低くても、年間数十回から数百回取引するとなると、まとまった金額になるため、最初の内に手数料が低い取引所や取引通貨を見極めておくのが最も良い方法と言えるだろう。
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