そして今回、東芝はのれんの発生見込額が、105億円から数千億円になる可能性がある旨を公表しました。これは一体どういうことか。買収に要した投資額は変動するものではありません。今東芝もしくはWECは、S&Wの識別可能純資産がいくらになるかを測定していて、その測定の結果、識別可能純資産が大幅にマイナスになることが予測されているということです...
企業会計基準委員会(ASBJ)は2016年10月6日、リサーチ・ペーパー第2号「のれん及び減損に関する定量的調査」を公表した。M&Aに伴い発生するのれんや減損について米国、欧州、日本、豪州の4地域を定量的に調査し、比較している。その概要を紹介するとともにのれんの会計基準が日本企業のM&Aに与える影響について考察した。