【武田薬品工業】(1)果敢なクロスボーダーM&Aで拡大

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 BSの推移は、主要BS項目の推移図を参照されたい。12年3月期から純資産に対して総資産の割合が増加傾向、すなわち自己資本比率が下降傾向にあることがうかがえる。ナイコメッドのM&Aが要因の一つであると言える。財務面からは、武田薬品工業がリスクを取ってM&Aを積極的に行っている戦略が分析できる。

 武田薬品工業は、14年3月期より国際会計基準を適用している。国際会計基準の適用された企業は、グローバルな資金調達に適している...

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