ソフトバンクが巨額買収に乗り切れる理由

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※画像はイメージです

しかし、ARMの総資産のうちの約36%は時価評価のできないのれんであり、また、時価評価による変動がそこまで大きいとは言えない預金等が32%であることから、資産と負債の時価評価差額はそこまで純資産と大きく乖離することはない可能性が高いです。

つまりどういうことかというと、ソフトバンクの今後の連結財務諸表には、ARM買収により、追加でのれん又は無形資産が3兆円近く計上される可能性が高いのです。

2016年6月30日時点でソフトバンクは約1.4兆円もののれんを計上しているので、のれんの残高は倍近くになるかもしれません...

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