ー株主の認知症というリスクを想定すると、揉め事のある案件は時間もかかってしまいますし、M&Aの買い手としては取引に手を出しにくくなってしまいます。
■ そうですね、情報開示のリストで、株主の精神疾患の状況をチェックする術はないわけですから、淡々と準備を進めていても、株主が認知症だとは通常資料上は出てきません。その部分はリスクですね。
持株割合がある程度大きい株主にはヒアリングを実施したり、その方の精神状況がわかる資料を提出していただくといった対応策が必要になると考えます...
M&Aによって、外部の企業に会社を譲渡するオーナー経営者が増えていると聞きました。どのようなメリットがあるのでしょうか。
M&Aが成立しましたが、買い手の要望で株を集約することに。税金を抑える方法は?