【日立製作所】危機から一転好調へ。選択と集中にM&Aを活用
20年以上におよぶ苦しい時代を乗り越えて事業改善を続け、日本のほかの電機メーカーが苦戦する中、見事に業態転換を図ってきた日立。M&Aを活用してきた再編をみていこう。
M&A Online
| 2016/1/8
2016.01.08
調剤薬局の買収に目を向けると、1店舗当たりの売上高の大きさに気づく。公表資料から売上高や店舗数を認知できるデータを集計すると、買収した調剤薬局の1店舗当たりの売上高は3.29億円となっている。一般に、薬局がM&Aの対象になるかどうかは、1店舗当たりの年間売上高が1億円に達しているか否かで判断される。従って、平均が3億円というのは高いレベルである。ここから日本調剤は、1店舗当たりの質を重視してM&Aを行っていることがうかがえる...
20年以上におよぶ苦しい時代を乗り越えて事業改善を続け、日本のほかの電機メーカーが苦戦する中、見事に業態転換を図ってきた日立。M&Aを活用してきた再編をみていこう。
エア・ウォーターは、近年、祖業以外の農業・食品関連事業へ本格参入へ。これまでのM&Aの道のりを辿る。