浦和レッズの身売りや合併の可能性と日産傘下の三菱自動車!

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Photo by 地味な夫婦

三菱自動車工業は、筆頭株主となっているサッカーJ1の浦和レッドダイヤモンズへの出資比率を変更すると発表しました。
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浦和レッズの身売りや合併の可能性と日産傘下の三菱自動車!

三菱自動車の不正問題で浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)が
身売りや合併するのでは?と取り沙汰されています。

株式の規定が浦和レッズの身売りや合併に関係しているのですが
どの様なことが理由となるのでしょう。

名門である浦和レッズですので、あってはならないことを回避するためには
どの様なことがあるのでしょう。

三菱自動車が日産傘下になったことが身売りや合併に?

三菱自動車の不正問題に注目が集まっていますが、
これまでも三菱自動車には様々な不正問題が生じており、
そのつど、三菱グループが金融支援など助け舟を出すことで三菱自動車は存続して来ましたが
2016年に発覚した三菱自動車の不正問題の解決策の1つとして
三菱自動車が日産自動車傘下に入ることで大筋合意しました。

今後は日産自動車が主導して、
三菱自動車の運営やユーザー対応をして行くことになります。

日産自動車は三菱自動車を傘下にするにあたって
2372億円を出資することで
三菱重工などの三菱グループを抜いての
およそ37%の筆頭株主となり、日産自動車から三菱自動車へ
役員などを派遣することになります。

日産自動車としては
軽自動車への本格的な進出
日産自動車より三菱自動車が強いとされる東南アジアでの事業
といった利点があります。

浦和レッズの身売りや合併の可能性は?

日産自動車傘下の三菱自動車となることで
浦和レッズが身売りや合併になるのではないか?
と憶測が流れています。

というのも
Jリーグでは
1つの企業が複数のサッカークラブを持つことは禁止
という規定があるからです。

公正といった意味から
規定があることは支持することが出来ますよね。

ところで
日産自動車は横浜Fマリノスの株式を74%
三菱自動車は浦和レッドダイヤモンズの株式を50%
を取得していますので
Jリーグの規定に抵触することになってしまいます。

6月下旬までには申請が必要となりますが
チーム名やチームカラーはどうなってしまうのでしょう。

ご存知通り横浜Fマリノスは
横浜マリノスと横浜フリューゲルスが合併したチームです。

横浜フリューゲルスのスポンサーであった
佐藤工業の経営不振と当時の全日空が赤字であったことから
事実上は横浜マリノスへの吸収合併といった経緯があります。

でも・・・
浦和レッズが身売りや合併ということについては
あってはならないことと思っています。

三菱グループである三菱重工業やキリンビールなどの
三菱グループが浦和レッズの運営をして
チーム名やチームカラーもこれまで通りにして欲しいと
考えています。

旧浦和市は少年サッカーや高校など
サッカーとの縁は歴史的にも古く
浦和レッズは歴史ある三菱重工業サッカー部が
母体となって
Jリーグ創設から参加している名門クラブです。

また、
熱狂的なサポーターのチカラも
Jリーグ内でもトップクラスで
野球で言えば、阪神タイガーズの様に
特別な存在であると思います。

浦和レッズが身売りや合併という言葉だけでも
聞きたくない気持ちになります。

三菱自動車は日産自動車の傘下となりますが
浦和レッズに関しては
三菱グループでこれまで通り運営して欲しいと願うばかりです。

本記事は、「地味な夫婦の少しは目玉なブログ」より転載しております

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