【電通】クロスボーダーM&Aで“世界の電通”へ

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 ところで、電通はイージスの買収資金のうち2000億円を銀行からの短期借入金で賄ったところ、自己資本比率が前期末に比べ18%減の27%となった。機動的なM&Aを展開していくためにも財務体質を改善する必要があると判断した電通は、上場以来初の増資に踏み切る。発行済み株式数の10%に当たる自己株式を売り出して約1200億円を調達、借入金の一部返済に充当した。イージスの買収を公表した12年7月から期待感で株価が上昇しており、当時の約1.5倍の1株3191円の値がついた。13年は市場の活況により大型の公募増資が相次いだ年であり、株高も追い風となった形だ...

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