首相官邸の公式LINE、エラーでいまだに「安倍総理」が健在

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LINEではいまだに「安倍総理」が健在?首相官邸の公式LINEに返信すると、「官邸スタッフから、役立つ政策情報や安倍総理の動きを随時お届けしています」と表示されることが分かった。2020年12月18日午前10時時点では修正されていない。

「エラー表示」にまで修正の手が回らず

なぜこうしたことが起こるのか?実はこの現象はイレギュラーなもの。ありていにいえば「エラー表示」だ。個人のタイムラインと違い、返信しても官邸スタッフが「意見」として閲覧しないため、公式LINEに返信すれば自動的に表示される仕組みだ。

官邸関係者も自らの公式LINEをチェックしているだろうが、返信してもエラーになることを知っているだろうからあえてやらないのも無理からぬこと。その結果、交代から3カ月が過ぎても前首相の名前のまま放置されたわけだ。

さらに首相官邸の公式LINEは菅義偉首相が就任して以降、9月に1回(動画つき)、10月に1回(同)、11月に3回(うち1回は続き)の5回しか投稿されていない。情報発信が少なかったことも「安倍総理」放置に気づかなかった理由の一つと考えられる。

企業にとっても、決して他人事ではない。合併やM&Aで社名や代表者などが変わった場合、ホームページやSNSでの情報発信などでは修正されていても、自動返信やアクセスの少ない部分で修正漏れが発生している可能性もある。年末の大掃除と併せてデジタル情報発信ツールの「棚卸し」をする必要があるかもしれない。

文:M&A Online編集部

【追記】本記事公開後の18日14時に確認したところ、首相官邸公式LINEの自動応答メッセージから「安倍総理」についての記述が消えており、首相官邸のエラーへの対応が確認された。