半導体製造装置向け部材や電子部品を手がけるフェローテックは、電子部品製造・販売の日本抵抗器製作所を完全子会社化することで、海外販売の拡大や生産効率の向上、高付加価値製品の共同開発などの相乗効果を見込む。
併せて、日本抵抗器製作所の抵抗器・角度センサーと、自社グループの温度制御部品などを組み合わせ、車載関連分野での事業拡大につなげる。
日本抵抗器製作所はTOBに賛同し、株主に応募を推奨することを決めた。TOBが成立すれば、東証スタンダード市場へでの上場は廃止となる。
買付価格は1株につき1901円。TOB公表前日の終値1318円に対して44.23%のプレミアムを加えた。買付予定数は123万7203株。下限は所有割合50.01%にあたる61万8700株に設定し、上限は設けない。買付代金は約23億5100万円。
買付期間は9月18日~11月5日の30営業日。決済の開始日は2026年11月12日。公開買付代理人は東海東京証券、復代理人はマネックス証券。
日本抵抗器製作所は1943年に富山県で有限会社として設立。1964年に東証2部に上場、2022年4月に東証スタンダード市場に移行した。