ジェイテクトは、持ち分法適用関連会社の富士機工をTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化することを決めた。現在の所有割合は33.49%。第2位の株主であるタチエスが所有する24.47%についてTOBに応募することで合意している。買付価額は最大で261億円。
今後、ジェイテクトと富士機工は生産・調達ラインの効率化によるコストダウンなどを進める。
買付価格は1株あたり740円で、公表前営業日の終値603円に対して22.72%のプレミアムを加えた。買付予定数は3527万3315株で、下限は1759万5600株(33.18%)。買付期間は未確定。
富士機工は上場廃止となる予定。